Giant TCX SLR 2注文しました

過去ツイを探してみたら、最初のシクロクロスバイク購入宣言をしたのが2017年4月30日。

以降予算を貯めつつモデル選定に迷ったり、ショップを巡ったり、結局、本日2018年3月17日、最初の購入候補であったGiant TCX SLR 2を注文してきました。

 

www.giant.co.jp

 

 モデル選定の経緯は以下の通り。

  • シクロ車欲しい。
  • 長く使いたいので、規格は主流のフラットマウントブレーキ、前後スルーアクスルは必須。
  • 丈夫さ重視でアルミフレーム。
  • 自分で弄りたいので、スレッドBBが望ましい。プレスフィットなら、交換後はWishbone BB。
  • コスパ厨たるもの、まずは最初にGiant TCX SLR 2に目が行った。2017年モデルはTRP Spyreのワイヤ引きディスクブレーキだったが、輪行を想定に入れるなら、その方がいいかも。20万円以下アルミフレーム完成車で、フレームの作り、細部の仕上げはTCXが一番だと思う。
  • スレッドBBならFocus Mares AL 105だな。ただし少し予算不足。そしてショップが限られる。
  • 一家全体が長男中3の受験モードに突入。願掛けのため購入計画は中座。
  • その間モデル選定対象は幅を広げる。
  • BMC roadmachineカッコいいな。でもディスクロード、エンデュランスロードはちょっと目的から外れるかな。
  • Cannondale、Specialized、TREK、アメリカンブランドは流石にグラベルロードは一歩先行ってるな。しかし単なる個人の偏見だと思うんだけど、アメリカンブランドはブランドとして惹かれない。たぶん所有欲は満足しない。
  • 長男中3の受験が終わり、無事に志望校に合格。
  • さて購入計画再開するか、と思ったころにはFocus Mares AL 105は完売。実際にショップに問い合わせてメーカー在庫確認してもらった。在庫あったら、この時点で買ってた。
  • 9月まで2019年モデル発表を待ってもいい気分になりつつある。
  • 出たばっかりのTREK Checkpointの実車を見に行ったが、いまいちピンと来なかった。
  • おい、CANYON Inflite CF結構安くね。30万で買える。
  • おい、CANYON Grail結構良くね。実はカートに入れてポチる寸前まで行く。
  • てかInflite ALはもう廃盤なんだろうな。
  • ああ、やっぱり実用性重視でグラベルロードにするよりは、所有欲重視でシクロ車にした方が心が満たされるような気がする。原点回帰。
  • あと「どこで買うか」も結構重要だった。ショップに足繁く通う性格ではないし、チームとかイベントとか興味は皆無。あっさり風味なショップがいいなと思うが、なかなか無い。
  • 通販でもいいが、完成車の通販はそれなりに煩わしさがある。CANYONは購入後のメンテの心配は全くしていなかったが、購入時の支払いとか(使えるカードが少ない)、配送とか、その辺が踏み切れなかった。

結局、3/16(金)に近所にGiantストア大和店がオープンするのを知って、オープン翌日の本日3/17(土)、以前から欲しいと思っていたSHADOW GEAR BAGがあったら買おうかなと思って行ったついでに、TCX SLR 2を注文してきました。

 

SHADOW GEAR BAGの紹介は別記事で。

www.giant.co.jp

 

店頭にはSサイズが置いてあって、身長的には許容範囲だけど若干アップライト気味で脇が狭い感じがした。

トップチューブ長が近いTCRにまたがらせてもらって、ステム長等も考慮してMサイズで決定。取り寄せをお願いしました。ちなみに、TCX SLR 2 Mサイズはこの時点でメーカー在庫10台。

ペダル

SPDクリートを付けることのできるシューズを持ってないので、とりあえずは手持ちのフラペをつける予定です。

シューズ買ったら両面ビンディングのペダル買います。シマノかクランクブラザーズ。

タイヤ

ショップでオンロード走行もイケるセンタースリック、サイドブロックなタイヤを見繕ってもらっています。

上記用途ならグラベルキング一択だと思うんだけど、グラベルキングに35mmは無いんだね。

シクロクロスバイク購入を考える

Giant FCRを丸6年乗って、舗装路であれば大体どんな道も走れるようになってきました。

だが、FCRではなかなか走りづらい道がある、それが未舗装路。

 

 これまでに興味を惹かれた未舗装路を挙げてみると…、

  • 丹沢湖道志みちをつなぐ犬越路
  • ユーシンにむかう玄倉林道(ただし2016年11月以降、自転車進入禁止)
  • 千葉県の鋸山周辺の鋸山林道
  • 秦野北部の林道群
  • 箱根の林道群

ガチの未舗装路であればMTB、という選択肢もあるのですが、現地までの自走も自転車の魅力の一つと考えているので、MTBはNG。あくまで「長距離が走れて、かつ未舗装路も走れる」という条件でロードバイクを基準に検討しています。

上記条件を満たすロードバイクは、シクロクロスバイクや、グラベルロードがあります。

シクロクロスバイクは競技発祥のジャンルですが、最近は通勤やレジャー用途も含めたジャンルになっているようです。従来はカンチブレーキトップチューブ上にブレーキワイヤを這わせたスタイルが主流でしたが、現在はカンチブレーキの車種はほぼ絶滅しておりディスクブレーキが主流。ワイヤ類も内装が多いです。

グラベルロードは定義が曖昧で、アップライト気味のポジションに、ディスクブレーキ装備で少々太いタイヤが履けるロードバイクグラベルロード扱いになっているようです。

 

購入候補を探していろいろ調べてみると、一昨年ぐらいからのロードバイク向けディスクブレーキの普及に合わせて、規格が乱立しているようです。

ブレーキのマウント方式

ロードバイク向けのディスクブレーキのマウント方式は、「ポストマウント」と「フラットマウント」が主流です。

ポストマウントはMTBと同じ規格。フラットマウントはシマノが提唱したロードバイク向けディスクブレーキのマウント方式です。

2017年モデルはまだポストマウントのモデルも残っていましたが、2018年モデルはほぼフラットマウントの模様。

ホイールの固定方式

アルミフレームの下位モデルだと2018年モデルでもフロントはスルーアクスル、リアはクイック、というモデルがまだ残っています。INFLITEとかMERIDA CROSSとか。

 

最初に目を付けたのはGiant TCX SLR 2。前後12mmスルーアクスルにフラットマウントブレーキ対応。BBがプレスフィットということを除けば理想的です。

次に気になったのはCanyon INFLITE AL 8.0。パーツはいいんだけど、前後クイックにポストマウント。フレームの設計が1世代古く、パーツは最新という組み合わせ。さらにCanyonは通販前提で送料が結構かかるのがマイナス。

INFLITEのカーボンフレームモデルは2017年にフルモデルチェンジして一歩先行くフレーム形状とスペックになりましたが、アルミモデルは2018年もモデルチェンジしなさそう。

メリダCYCLO CROSS 500。BBがBSAというのがプラスポイントなんだけど、フロントのみ15mmスルーアクスル。ホイール交換の選択肢が非常に狭そう。

 

長く使いたいので規格は最新かつ普及しそうな前後12mmスルーアクスル、フラットマウント、BSA、という条件を満たすのはFOCUS MARES AL 105。

フレームは好みなんだけど、ちょっとお高いBMC roadmachine 03。2018年からティアグラモデルは国内流通しなくなってしまいました。

 

Focus MARES AL 105を最有力候補に、2月後半に購入予定です。

Quelima SQ12という小型カメラを買ってみた。

Twitterで見つけたQuelima SQ12という小型カメラを買ってみました。

購入時価格は1,576円。

先に結論から。

いいところ:

  • 値段の割には画質は悪くない

悪いところ:

  • 操作性悪すぎる
  • MotionJPEGなのでH.264とかに変換しないと再生すらままならない
  • ファイルサイズが大きいので長時間撮影は無理

結論:

2,000円以下と割り切っておもちゃ的に使うならアリ。ブログとかYoutubeとか本格的に使いたいならちゃんとしたやつ買え。

www.gearbest.com

上記リンクはアフィ無しです。人に勧める気にはならない。

 

まず、操作性について。

720pモード、1080pモード、Nightモード、Motion Detectionモード、写真モードといくつかモードがあるのですが、これを2つのボタンと2つのLEDで操作しなければならないので、正直今どのモードにいるのか分からない。さらに撮影中はLEDが消灯するので、ちゃんと撮影できているのか分からない。

 

動画フォーマットについて。

GearBestのページではH.264対応と書かれていますが、MotionJPEGです。

15年くらい前のデジカメで動画を撮るとMotionJPEGだったりしましたが、今となっては見かけることのないコーデックです。

MotionJPEGが動画コーデックの主流だった頃はFullHDはまだ一般的ではなかったのですが、実際FullHDをMotionJPEG圧縮するとファイルサイズがかなり大変なことになります。動きの大きな動画では5分で1GBぐらい。

マイクロSD 32GBまで対応していますが、バッテリーの限界というより、このメモリの上限が実質的な撮影時間の上限になります。

 

ということで、自転車の車載用に使えないかと思って購入したのですが、実用は諦めました。

 

チェーンの洗浄

FCRのチェーンはKMCのミッシングリンクを使っているので、洗浄の際は外してペットボトルに入れてパーツクリーナーを吹いてガシャガシャ振って、を数回繰り返しています。 

KMC 10スピード用ミッシングリンク CL559R2個入 ゴールド

KMC 10スピード用ミッシングリンク CL559R2個入 ゴールド

 

10速でミッシングリンクを使うことでこれまで特にトラブルは経験していませんので、これからも使い続けるでしょう。

年間走行距離が4,000km~5,000km程度で、チェーンは年1回交換、ミッシングリンクもそのタイミングで新品に交換、リンクを外して掃除するのは年4回くらいです。

 

FCRを購入した当時、チェーン掃除用にパークツールのチェーン洗浄器を購入していました。

ですが、早々にミッシングリンクを使い始めたのでFCRのチェーン掃除でコレを使うことはほぼなくなり、家族の自転車用になっていました。

パークツール(ParkTool) サイクロン チェーン洗浄システム CM-5.2

パークツール(ParkTool) サイクロン チェーン洗浄システム CM-5.2

 

先月ぐらいにプラスチック部分が経年劣化で割れてしまい、蓋を固定できなくなってしまったのでパークツールのやつは捨てて、AZの似たようなチェーン洗浄器を購入しました。 

 

パークツールのやつは3,000円くらい、AZのやつは500円くらいと、上の写真のとは別の1,100円くらいのモデルがあります。

パークツールのやつは中のブラシが交換用に別売りされているので、劣化した際に交換することが可能です。スポンジが特に劣化しやすいです。

AZの500円のやつも基本的な構造は同じです。ですが元の値段が安いのでブラシの別売りは無し、劣化したら丸ごと購入です。

 

そもそも、パークツールのチェーン洗浄器を使わなくなった理由を思い出しました。

この手のチェーン洗浄器はとになく洗浄液が飛び散って、特にディープホイールだと洗浄後に悲惨なことになる上、洗浄器自体も汚れてしまうのでその後始末が結構大変。

結局ミッシングリンクを外して洗浄するのと大して手間の点では変わらないため、自分のバイク用には使わなくなってしまっていたのでした。

 

しかし、ミッシングリンクを使えない普通の自転車向けには非常に有効なので、家族の自転車や、もう一台あるロード風激安ミニベロ用としてAZのチェーン洗浄器は活躍しています。

ステム交換

Giant FCRは元々フラットバーハンドルな自転車です。"Flatbar Compact Road"です。

ブレーキやハブ幅はロードバイクの規格なのでいわゆる「フラットバーロード」の範疇なのでしょうか、モデル後期はFCR LTDとかとか「フラットバーとは」的なモデルもあったりします。

FCRのベースフレームは2007年ごろのTrinityと言われています。

http://www.giant.co.jp/2007/road/compe/trinity-composite-0.html

当初FCRは完全にちょっとカッコいいクロスバイクのつもりで買ったのですが、調べてみるとロードバイクのパーツが使えて、かつアルミTTバイクのバリエーションモデルということが分かって、TTバイク風カスタマイズに興味を持ちました。

購入後半年ぐらいでフラットバーからブルホーンハンドルに交換したのですが、当時はまだポジションが安定しておらず、ハンドルが遠い気がしたので70mmという短いステムにしていました。

ロードバイクのポジションに慣れてきて、ここ2年ぐらいはこんな風にハンドルの先端、ブレーキの台座部分を掴むような形で握っていました。

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リラックスしてハンドルに手を載せているだけの状態では、この握りだと、路上の大きな段差を踏んだ時に手のひらがハンドルからすっぽ抜けそうになることがありました。

 

つまりは、落車にはしっかり前兆があったということです。

 

ということで、ステムを交換して、ハンドルの握りの適正化を図りました。

 

元々FCRのMサイズに付属するステムは100mmのやつです。

もう一台持っているミニベロ風激安ロードバイクに100mmのステムをつけていたので、そちらと交換することにしました。

 

交換後の握りはこんな感じです。

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ブレーキレバーが遠くなりますが、こんなもんです。

ハンドル本体部分を握る形になるので、ブレーキ台座に無理な力がかかることもなく、また手がすっぽ抜けにくくなります。

 

ステム交換後はこんな感じ。

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ディレイラーハンガー修正

Giant FCRはアルミ製かつディレイラーハンガー一体型のフレームなので、ハンガー曲がりはかなりオワタ感が強いです。

しかしハンガーが曲がったまま乗り続けるのも不都合が多いので、修正することにします。

ショップに持っていってもいいのですが、ハンガー修正工具は4,000円程度で買えるのが分かったので、工具を購入することにしました。

こんなやつです。

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リアディレイラーを外して、工具のボルト部分を代わりにハンガーに固定します。

内側に傾いているのは分かっているので、まず工具を下向きにして、ホイールとの間隔を見ます。ゲージの位置をホイールのリムに接するところまで動かして…、

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工具を上向きに移動させると、上下方向の傾きが分かります。

2cmぐらい間隔が開いていました。

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ゲージがホイールにぶつからないように外側に移動させて、手でググっと工具を押し付けてハンガーを修正します。

再度工具を下向きに移動させて間隔を見て、再度上向きに移動させて再調整を繰り返して、さらに途中水平方向の傾きも少しだけ修正して完了です。

走行中に初落車

Giant FCRを購入して、おおよそ5年半。

これまで立ちゴケ2回、徐行時に路肩と歩道の間の段差を踏んで1回。いずれも速度が無い状態での落車なので、リアのディレイラーの角が少し削れたぐらいで、大した被害はありませんでした。

 

2017年10月1日、厚木市内の交差点の先頭で信号待ち、信号が青に変わって走り出した後、交差点を境に1車線から2車線に車線が増える道路だったので、左に少し逸れたときに、何かを踏んで両手がハンドルからすっぽ抜け、右肩から前回り前転する形で落車しました。

大きな中央分離帯がある交差点だったので、一旦中央分離帯の歩道部分に自転車ごと退避、ボトルとアイウェアが落下したので回収、自転車の大きな破損がないことを確認して、横断歩道を渡って歩道に移動。

 

自転車には大きな破損はありませんでした。

ホイールにスポーク破損やフレなどの被害は無し。

ハンドル左のバーテープに少し擦り傷あり。左ブレーキレバーが全体的に傾いたけど、これは手で戻せる。

リアのディレイラーが少し内側に傾いたような気がする。元々少し傾いていたのだけど、傾きが悪化したようだ。

 

体の被害は、右脛に10cm×5cmぐらいの擦過傷、右肩に10cm×10cmぐらいの擦過傷と打撲。

ジャージの右肩はボロボロ。

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アイウェアが少し歪んだ様子。

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しかし顔には打撲も擦過傷も全くなかったので、これはアイウェアとヘルメットのおかげしょう。

この日は120kmくらい走るつもりだったのだけど、落車したのが自宅から13kmぐらいの地点だったので、大人しく折り返して帰宅。