白銀林道

TCXの購入当時行ってみたい林道が2つありまして、ひとつは神之川林道、もう一つは白銀林道。

 

2018年3月にTCXを購入して、神之川林道は4月に早々にチャレンジ済み。 

 

白銀林道はなかなかチャンスとタイミングが無くて2018年中にはチャレンジできていませんでした。

2019年1月。平日休みを取ってチャレンジしてきました。

 

その前に、非舗装路が多いことは事前に情報を得ていたのでタイヤを交換します。

普段は現地までの自走の巡航速度重視で舗装路向けのSCHWALBE LAND CRUISERを履いているのですが、非舗装路の登り坂でズルズル滑ることが多いです。

SCHWALBE CX Compに履き替えました。

 

当日、出発は遅めの10時過ぎ。

この日は比較的暖かく、風は南風。向かい風が辛くて一瞬だけ箱根側から入ろうかなと思いましたが、夕暮れ時に湯河原→小田原のR135を通るのは渋滞の恐れがあるため、予定通りまず湯河原まで行って、椿ラインの途中から白銀林道に入ることにします。

湯河原で腹ごしらえの後、椿ラインにチャレンジ。

 

椿ラインはFCRでは何度か登っていますが、ブロックタイヤだと辛いなぁ、なかなか登った気がしない。

白銀林道の終点であるしとどの窟まではしばらく登る必要あり。

 

ようやくしとどの窟に到着。いつ来てもバイク乗りが休憩してる気がする。

椿ラインから少し下りて、しとどの窟の入口のすぐ横が林道の入口。いきなり非舗装路。

終点側には林道看板は見つけられなかった。この1kmごとの木標のみが白銀林道であることの証。

終点側からはしばらく下りの非舗装路。自転車なら湯河原側から入って正解だったな。

 

真鶴半島見えた。

 

星ヶ山公園付近に五差路。これグーグルストリートビューで見たやつだ。

この写真の「宮上」方向から来て、「湯本」方向に進みます。「湯本」方向のゲートは開いてました。

焼野線との分岐。

根府川林道との分岐。ゴルフ場の通り道になっているので、そこそこ乗用車が通ります。

こういう看板はいいですね、Webに情報が上がらないどマイナーな林道が載ってることが多いので必ずチェックしてます。

大畑線との分岐。

早川・石橋線。白銀林道を突っ切ってます。

ターンパイクのすぐ横を通ります。

桜山林道。現用の感じがしない。

大杉窪林道。

こんなところに山の神。

猿沢線。白銀林道の起点側の最初の支線。

ようやく起点に到着しました。

 

半分弱ぐらい非舗装。自転車で走るなら湯河原側からの方が非舗装区間は下りなので圧倒的に楽です。

志田峠

三増峠のことを調べていると、「三増峠の戦い」というキーワードが多く登場して、さらに一緒に語られることが多いのが志田峠。

三増峠までのアプローチは登山道っぽいので自転車は厳しそうですが、志田峠は最近舗装されたという情報があるので行ってみました。

 

愛川方面からの志田峠の入口の目印は三増合戦場跡。

ゴルフ場の脇を登っていくといきなりやる気のない非舗装路になります。数百mくらいかな。雨上がりのマッドな上り坂なので少しの間押し歩き。

非舗装区間を過ぎた後の舗装区間。舗装化される直前この区間は荒れ放題、オフロードバイクや四輪オフ車でも厳しかったそうです。

峠付近は大規模な法面工事が行われていました。クマ出没の看板がやたら多いです。

峠から下ると津久井川はオギノパン手前の交差点にでます。

ついでなので宮ケ瀬ダムに行ってみました。

土山峠からの下り。唐沢線の入口を視察。

 

木下沢線→日影線

先日FCRで和田峠に行く途中、陣馬街道沿いに何か所か林道を見つけました。

調べてみると八王子付近には結構たくさんの林道があるようです。醍醐林道や盆堀林道が有名らしいですが、これらはほぼ舗装路なので後回しにして、高尾山や小仏周辺の林道を目指してTCXで八王子方面に向かいました。

最初に訪れたのは木下沢線。「小下沢」という表記もあるようです。

トレッカーにも人気のようで、10名ぐらい出会いました。

1.4kmぐらい進んだところでゲート登場。

明示的に自転車もダメって書いてますね。トレッカーが多いので、今日は突破せずに引き返します。

こんな感じの沢沿いの気持ちのいいグラベルです。前述のゲートまでは傾斜もそこそこ。

梅園沿いの道が一番ガレています。

都道516号まで戻ってから、一旦小仏峠方面まで登りました。

ググるとこの先の登山道を自転車押して峠まで行った猛者もいますね。今日は紅葉狩りの登山客が多いのでやめとこう。

少し下りて、木下沢線入口のちょっと下、日影線の入口です。

起点の表示板は「日影『沢』線」の『沢』の字が消されてますね。

小仏城山への道を日影沢線と表記しているブログも多く検索で引っかかったので、どうやら途中で名前が変わったのかもしれません。

小仏城山まで行ける道が日影線、キャンプ場から左にそれる道が日影沢線です。

しばらくグラベル、マッド、ガレ織り交ぜながらそこそこの斜度の登りが続きます。

途中からコンクリート敷になり、こんな感じの骨材大きめの荒れたコンクリートの激坂。空気圧高めのランドナータイヤだったのでズルズル滑って登れず、押し歩き。

ゲート登場。さっきのコンクリート激坂はこのゲートのすぐ手前。

ゲートの向こう側はちょうどいい感じに緩い登り。行ってみたくなるではないですか!

ゲートから先はさっきまでの荒れた路面の激坂から一転、路面はそこそこ整った緩い舗装路になります。

高尾山方面ちょっとだけ眺望。

山頂まで道が続いていました。小仏城山山頂です。

ゲート手前の激坂に来ました。葉山教会よりは緩いと思うが、ガタガタの路面。

腰が引けながら下ります。こういうときドロッパーポストがあるといいんだろうか。

キャンプ場のちょっと上のおそらく日影沢線の分岐。

下りてきました。大腿筋とハムストリングがパンパンです。

帰路は相模川左岸で。相模原愛川インターからR246までの左岸はサイクリングロードと呼ぶにはツギハギですが、ゆっくり走るには悪くないですね。

法論堂線→法華峰線→熊谷沢線→南山線

半原越から清川村方面は法論堂(おろんどう)線、愛川町方面は南山(線)という名前の林道です。この途中に法華峰(ほっけみね)線と熊谷沢(くまやざわ)線という2つの支線があります。半原越はFCRで何度も走った道ですが、せっかくTCXを手に入れたので支線もチャレンジしてみます。

法華峰線は半原越の峠から分かれる支線です。ゲートがあるのでFCRで登ってた頃は登山道だと思っていて見向きもしませんでした。

斜度緩めのグラベルですが、雨上がりのため途中何か所かマッドコンディション。

道の隅が歩けるところはTCXを担いで抜けましたが途中からダメダメな感じがしたので途中で引き返しました。

続いて半原越から愛川方面に少し下りて、ズザ沢の湧き水の横から登る熊谷沢線。

途中で女性モデルの撮影会(モデル1人、カメラマン1人)に遭遇。林道でそんなことやってるとか思わないって。

こちらの道は結構斜度もあり、また路面は大粒の石が露出するガレた状態。結構走りづらい。

途中からコンクリート舗装路になる。

方角的には愛川と相模原の街並み。

たぶん携帯電話のアンテナ。

何か所か林業作業の形跡があるので使われていないってことは無いのですが、終点付近は藪状態。

あと300mぐらいですが、ここで引き返します。

ズザ沢湧水から愛川方面に降りる途中、リアがフワフワしてるのに気が付いて、タイヤをチェックしてみると空気が少し抜けてきていました。

35cのタイヤでしたが、ほんとリアサスが付いてるようなフワフワな感触でした。覚えておこう。

幸い抜け方がゆっくりだったので、林道入口まで下りて、予備チューブに交換しました。

短い林道とはいえ、林道の最奥でパンクしなくて良かった。

トップチューブバッグ買い替え

FCRとTCX両方ともトップチューブバッグを買い替えました。

これまで2台ともDeuterのエナジーバッグを使っていました。 

これは2,000円くらいで手に入るのでお手軽でいいんですが、あえて難点を言うと、底がペラペラなのでモバイルバッテリーなどの重量のあるものを入れると段差の度にトップチューブに当たってカンカン鳴るのが気になります。

そもそもの経緯は夏のバックパック対策。真夏のロングライドでバックパックを背負っていると汗びちょになって不快だし、毎回洗う羽目になって痛みやすい。

最初はサドルバッグを大き目のものに替えようかと思ったけど、大型サドルバッグの世界もなかなかチョイスが難しい。

Topeak Mondo Pack XLが良さそうと思ったがシートポストが結構出ていないと付けられない。店頭で見た限りは大きさ的には大丈夫そうだったが、これをつけるとリアライトをつける場所が無くなってしまうので保留中。

Topeak Mondo Pack XL Saddle Bag With Clip

Topeak Mondo Pack XL Saddle Bag With Clip

 

そもそもFCRはPrologo U-Cageを使っているのでサドルバッグは付けられない。 

Prologo(プロロゴ) ボトルケージハンガー

Prologo(プロロゴ) ボトルケージハンガー

 

そこでちょっと目先を変えてトップチューブバッグの交換を思いつきました。

deuter エナジーバッグに普段入れているのはモバイルバッテリー、塩分補給タブレット、財布。たまにアイウェアの交換用レンズ。

 

FCR向けに購入したのはTopeak FastFuel TriBag。 

ファスナー周囲がなんか特殊な造りになってるけどこれはどんな効果があるのかな。通気性を確保しつつ、ある程度の防水性を狙ったものなのだろうか。

交換前のdeuter エナジーバッグ。

 交換後のTopeak FastFuel TriBag。

 

続いてTCX向けにはTopeak Fuel Tank (L)。

防水ファスナーが使われているけど、仕様には防水性については一切書かれていない。 

 交換前のdeuter エナジーバッグ。

交換後のTopeak Fuel Tank。うん、結構でかい。

使い勝手等はまた後日書きます。

 

作業道実窪線

FCRで小田原まで走った後、時間もあるしまだまだ物足りなかったので久しぶりに足柄幹線林道を登ってみることにしました。

これまで足柄幹線林道へは小田原税務署のあたりから荻窪ICを過ぎてわんぱくランドのあたりを走って向かっていたのですが、

小田原城の藤棚駐車場前から小田原高校相洋高校に向かう道を真っすぐ進むと行けそうなことに気が付きました。

ですがこの丁字路、道なりに進むと北側の道に進んでしまい、結局わんぱくランドの前に出ます。西にまっすぐ向かう道は林道威張山線というらしくて、途中未舗装になります。今日はFCRなので道なり迂回で結果オーライですが、そのうちTCXで来た時にでも通ってみましょうか。

これまでFCRで足柄幹線林道を走ったときは立派なゲートの久野線以外、特に支線は気にしていなかったのですが、TCXを買って以来、やはり支線が気になります。

ゲートの無い支線を見つけたのでFCRですが少し入ってみることにしました。

後から調べたら作業道実窪線というらしいです。

最初はこんな感じでコンクリートがまだ見えていましたが、

やがて杉の葉に覆われてコンクリートが見えなくなりました。

終点まで到着しました。作業道だし何もないので戻ります。

この後幹線林道の最高地点まで登って、Uターンして帰りました。

FCRをドロップハンドル仕様にしました。

Giant FCRを購入したのは2012年モデルが発表されたすぐ後、2011年9月でした。

しかし納車は年を越えて2012年2月、ずいぶん待ちました。

購入予約した当時はホント単なるクロスバイクのつもりだったんですよ。最初スポーツ自転車が欲しいと思い立った時はあさひのプレスポが候補だったぐらいなので。

その後プレスポよりEscape R3がいいな、R3よりRXがいいな、FCRってかっこいいけど2011年モデルはFCR1が10万オーバーだったので、RXが候補かな、と思っていたら2012年モデルのFCR1は10万アンダー。そこで少々予算オーバーではあったものの、FCR1を購入し、カスタマイズに最適なFCRの素性を知り、TTバイク化。

ブルホーンバーとDHバー、バーエンドシフターの組み合わせで6年弱乗りました。

 

バーエンドシフターは普通に考えればSTIレバーと比べて非常に不便です。そもそもDHバーを握って走れるシチュエーションは非常に少ないのでいちいちシフトチェンジの度に持ち替えないといけないので。

よってシフトチェンジはあまりしない、上り坂に差し掛かると少しづつギアを低くするのではなく、ガコッといきなり低ギアにしてしまう乗り方になってしまいました。停車するときもシフトダウンせずに、走り出し重くてのっそりすることが多いです。

 

2018年3月、2台目のロードバイクとしてGiant TCX SLR2を購入しました。 

TCXを購入して気が付いたんですよ、STIレバーって便利だなって。今更。

FCRのTT仕様も長いことパーツを変えておらず落ち着いちゃっているので、普通にロングライド仕様として走りやすいようにドロップハンドル+STIレバー化することにしました。

 

コンポーネントは105 5700の10速です。11速化すればTCXと同じになりますが、パーツ共用できるのはチェーンぐらいしかないのであまりメリットを感じず、10速のままにすることにしました。そうすると必要なのはハンドルとSTIレバーだけです。

ハンドルはFSAのアルミの一番安いやつ。コラム付近にいろいろ付けたいのでエアロ形状では無いものにしました。

ST-5700は今でも普通に新品が購入できますし、Tiagra ST-4700と価格差も無いのでST-5700でいいですね。

通販でST-5700だけ購入しました。2万ぐらい。

届いてすぐ、平日でしたが仕事後にハンドルとSTIレバーを取り付け、ブレーキケーブルまでセッティングしました。

雰囲気が変わってこれもカッコイイ!

その週末にシフトケーブルもセッティング。

レバーやワイヤーが馴染んでいないのか、リアのハイ側の調整がシビアな気がしました。バーエンドシフターの調整の方が全然簡単ですよ。

ハンドルの角度、STIレバーの一部はこの時点ではかなり適当です。

この後ハンドルは少ししゃくって(エンド部分が手前に近づくように)、STIレバーを少し手前に、ブラケットを水平から少し立ち上げたセッティングに変えています。

下の写真ではSTIレバーのシムは抜いていますが、0.5mmのシムに戻しています。

ハンドルを交換してから150km超を2回走りましたが、まだポジションがしっくり来てない感じ。ブルホーンに変えたときも同じだったのですが、手のひらが圧迫されて小指側がしびれる症状が出ています。

ブルホーンに変えたときも数回長距離ライドと細かいハンドル角度の修正で収まったので、今回も焦らずポジションを煮詰めていこうと思います。