KURO-BOX/PRO

Debian化したUSL-5Pは安定しすぎて最近全くいじることも無く連続運転中。

不満を挙げるとすれば、速度が多少遅い(リード5MB/s程度)のと、CPUがSH4なので、コンパイル環境を整えようとすると、オレのようなエセLinuxユーザーには途端に敷居が高く感じること。

KURO-BOX/PROはギガビットLANだし、SATAだし、USL-5P同様USBで外部HDDも使えそうだし、ARMコアCPUなので玄箱ハックのパッケージ資産がそのまま使えそうだし、Linux NASをいじりたい人には今後のスタンダードとなりそう。

その後のUSL-5P

そのWL-500gEに興味を持つきっかけになったUSL-5P。
購入した6月以降、たまに設定をいじった時にリブートする以外、ほぼ24時間運転していますが、全く問題ナシです。

ていうか、中古の1Gマイクロドライブが、以前電源を入れたときに起動しなかったことが1度だけあったので、怖くて電源を落とせない、というのもアリ。

仮にマイクロドライブがダメになっても、大容量CFも安くなったし、CFで運用するためのノウハウも集まってきたので、マイクロドライブがダメになってもそれはそれで構わない。

一時期から、メモリ節約のためにnmbdを起動せずにいましたが、Windows PCを起動した直後に共有フォルダに接続できないことが多いので、元の設定に戻しました。

# dpkg-reconfigure samba

"inetd"起動だったのを、"daemon"起動に変更。

プラネックスからギガビット対応NASケース

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1025/planex.htm

ギガビット対応な、HDDの入ってないNAS

以下、「おそらく」が続く。

「内蔵メモリにLinox OSがインストール済み」ということで、おそらくフラッシュメモリが入っていて、そこにシステム部分がインストール済み。
内蔵HDDとして使用できるのはパラレルATAな3.5インチHDD。最大400Gと書いてあるが、おそらくテストしたのが400Gまでなのだろう。

ギガビットだし、速度の面ではUSL-5Pと比較してもアドバンテージあると思われ。

最大の不安は「プラネックス」であるということだ。

これまでの話

USL-5Pを使ってNASを構築し、共有フォルダ上に置いた動画を、リビングに置いたノートPCから観れるようにしている。
動画は主にCoCoonRD-H1から吸い出した、ウルトラマンやポケモン。長男4歳が主な視聴者なので、できるだけ簡単操作にしたい。

WL-700gE

USL-5Pユーザーなら気にならない人はいないでしょう、ASUS WL-700gEの国内販売が決定したそうです。

ITMedia

このWL-700gE、簡単に説明すると、無線LAN内蔵ルータ+NASサーバ+メディアサーバ。

概要は以下の通り。

  • 内蔵HDD160GB
  • 802.11g/b
  • 10/100イーサネット5ポート (WAN側x1、LAN側x4)
  • USB2.0x3ポート (USBストレージ、プリンタ、WebCam用2ポート、USBメモリ用1ポート)
  • NAT、SPI、Firewall
  • FTP/HTTP/SAMBA/BitTorrent
  • DNLAサーバ
  • iTunesサーバ

国内販売は9月、4万円前後の予定とか。

USL-5PやLANDISKをメディアサーバ化している人にとっては、何のハックも必用無く、満足できる製品かもしれません。お手盛りお仕着せ環境が嫌!という人でなければ。

スペックを探してみたら、↓が見つかりました。

http://www.thg.com.tw/article_000105201.html

  • BCM4780(MIPS32コア)300MHz
  • 2MB Flash + 64MB RAM
  • HDDはHGSTのPATA (写真で確定)

このへんをはじめ、海外では既にハックについての情報が交換されているようです。

HDDの自動停止に四苦八苦

USL-5Pをdebian化する前、BUFFALOのUSBを接続していたが、標準の省電力機能は正常に働かなかったように記憶している。

debian化した今ではIOのUSB HDDも接続しているが、こっちはさすがに省電力機能を使って自動停止できるはず。

最近はUSL-5Pは電源入れっぱなしで、来る夏に向けて省電力について取り組まなければならない。チームマイナス6%!。ていうか電源切れ!

で、debianていうかLinuxでHDDを自動停止するには"hdparm"とか"noflushd"を使うらしい。

しかし、

hdparmはATAデバイス向けらしく、USB接続のHDDには"-S"オプションは意味が無かった。

noflushdをインストールしてみたが、設定が悪いのか、うまく動いてくれない。

USL-5Pは標準で何を使っているのかなぁ?と思って、オリジナルのディレクトリツリーをあさっていたら、"usbhdmng"というプログラムが怪しい。
"usbhfmng"についてはこの辺りが詳しいので、そのうちチャレンジしてみる。

バックアップ

PCからUSL-5Pに接続されたHDDへの同期はrobocopyで試している。
しかしおそらくSAMBA経由でext3フォーマットされたHDDへのファイルコピーが影響しているのだと思うが、「更新日時」と「作成日時」が正常に同期されないので、常に全部のファイルのコピーを行っているような様子。
robocopyのオプションについていろいろ試す必要あり。

USL-5P上でのバックアップについては、差分/増分バックアップについて解決策を見つけなくては。20Gのディレクトリをtarを使ったフルバックアップは、とてもじゃないが時間的に許容できるレベルではなかった。