USL-5P購入
「LAN接続型HDD」、いわゆるネットワークアタッチドストレージというところの"NAS"のディスクが無いやつだと思ってもらえればよい。
NASでディスクレス、なんて役立たずかと思われるかもしれないが、実際のところ、10万円以下の庶民向けNASの実態は、「SHやPower PCやIntel XScaleをコアにしたLinuxにATA接続のHDDをつなげたもの」に他ならない。
で、それらの多くはUSBポートを持っていて、USB接続HDDをつなげることで、追加ボリュームとして利用できるものが多い。
よって内蔵ディスクを捨て、USB接続HDDのみ利用可能としたNASがUSL-5Pだ。
既にUSB接続HDDを持っていて、それを複数台のPCで共有したい、ファイルサーバー的に利用したい場合にうってつけの製品。
最初新宿ビックカメラ西口店に行って探してみたが、さっぱり見つからない。店員さんを右往左往させたあげく、在庫が2個あることまで分かっていながら結局見つけられなかった。
要するにカテゴリ分けの難しい製品だということ。NAS製品か、LAN製品の近く、特にプリンタサーバのあたりか、USB製品のあたり、それらのどっかにあるらしい。
結局HDDをツクモに買いに行ったついでにヨドバシ秋葉原で購入。ヨドバシAKIBAではNAS製品のあたりに置いてあった。
セットアップはDHCPが動いている環境では簡単。DHCPでIPアドレスを取得して、ブラウザサービスを使ってNetBIOS名を通知する。
DHCPが無いLANでは付属のCD-ROMを使ってセットアップする必要があるらしい。
ウチではKDDI DIONのモデムルータでDHCPを動かしているので(ほとんどPalm TX専用)、USB接続HDDを繋いで、LANに繋いで電源ON!、コンピュータの検索で見つけられて、固定IPを設定。
USB接続HDDはNTFSフォーマットだったので、専用フォーマット(この手の製品は
ロジテック以外は大抵ext3フォーマット)でフォーマット。
読み書き速度はおおよそ5Mバイト/s程度。