2006 World Grandprix

TBSが世界バレーの告知をずいぶん前から放送しているお陰で、次に開催される大会が何なのかさっぱり分かりずらくなっている昨今ですが、2006ワールドグランプリの話題。

キューバ戦
実況が「オリンピック3位」を連呼していますが、フルメンバーでもないようです。日本はミスが少なく、結構理想的な試合運び。

韓国戦
前回オリンピックでは3-0で負けているものの、ここ数年韓国は白星獲得のお得意様、あまり負ける気はしない。

ブラジル戦
ブラジルはサーブが良い。近代バレーボールでは、ある程度サーブミスがあっても、サーブ効果率(サーブで直接得点を取ったり、相手が平易なチャンスボールで返さざるを得なかったり)が高ければ良し、ということになってます。
ブラジルはサーブミスも多かったものの、効果率がかなり高かった。
逆に日本は良いサーブが入らなかった。高橋のサーブはイマイチ調子が悪いし、フローターも狙いの意図が見えなかった。

今の全日本女子バレーチームを批判するには、まずセッターの高身長化を叫べば良いってことになってます。「だからダメなんだよ」的に。
でもいないんですよね。「高身長」で「良い」セッターが。
中田久美が「天才セッター」と呼ばれるように、誰もが「どっかに天才いないかなぁ」なんて思ってるだけで、ジョニア世代から育てようとするシステムがなかなか出てこない。