電子ブック

松下電器から新たな電子ブック端末が登場。

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/31161.html

厚さが28mmで、重さが325gで、4万。ここのどこにゴーサインを出せる要素があるのか分からない。

今回このデバイスの発売には松下のほかに角川とTBSが絡んでいるので、コンテンツの部分で自信を持っていると思われるが、それにしても端末が大雑把すぎる。

ちなみに現行のシグマブックは520gで実売3万弱。両開きの必然性って無いよね。
リブリエは190gで4万ちょい。でもコンテンツ配信のシステムが閉鎖的すぎる。

ところで、電車の中で見かけるモバイル機器の頻度は、
携帯電話>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>DS>PSP>電子辞書>>>PDA>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>電子ブック
こんなもんか。

たとえば電子辞書は「紙の辞書」の代替だが、膨大なデータ量の圧縮と、検索性と、コンテンツ内容の不変性が電子デバイスという形態にマッチした。

電子ブックはどうだろう?
コンテンツ配信のシステムやフォーマットにブレイクスルーが無ければ、現状から飛躍する要素がまるで無い。

個別の製品として出すのではなく、電子辞書の進化系として造った方が受け入れられるんじゃないかな。