Amiga in a Box "SysSpeed"

AIABに"SysSpeed"というベンチマークが入っていたので走らせてみた。

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CPU:68020(831MHz) FPU:68881(4362MHz)

なんて表示されている。
ちなみにこのsnapshot、ウィンドウモードとフルスクリーンモードを行ったり来たりしていたら、画面表示が狂い始めている。
どうもWorkbenchのシェル拡張である"Scalos"がWinUAEのウィンドウ表示モードと相性が悪いらしい。

比較ベースを68060(50MHz)にしてみると、MIPSで10倍弱、MFLOPSで20倍弱ぐらい。

ちなみにホストPCはP4/3.2GHz。

グラフィックはA4000の実機と比べて特にべらぼうに速いという訳でもない。1倍以下から5倍以下程度。

ディスクに関しては実機(A4000)より遅いようだ。
A1200のIDEは今の感覚だと悲しくなるなるほど遅かったのだが、A4000はSCSIなので、それほどダメダメに遅いわけでもない。WinUAEはファイルシステムの変換を行っているので、ディスクアクセスのパフォーマンスはこんなところか。

メモリに関してはFastRAMで20倍前後、ChipRAMで100倍以上。
Amigaの"ChipRAM"は、今だとPCで言うところの"UMA"に相当するかも。CPUとカスタムチップの両方がアクセスできるので、速度的にはたいしたこと無い。