ホームゲームの応援を誇りに思え!

世界バレーをはじめ、バレーボールの国際試合は日本で行われることが多い。
これは理由が2つほどある。

  1. かつて日本がバレー強豪国であった時代に、バレー協会がFIVBから勝ち取った永世開催国という栄誉
  2. そもそもバレーボールの国際試合としての興行が、日本(とイタリア)ぐらいしか成り立たない

ここ最近はフジもTBSもジャニーズやらハロプロを使って視聴率稼ぎに躍起になってますが、最近になって多いのが、「いくらホームゲームとは言え、あまりに日本びいきな応援ではないか」という苦言。
朝日新聞の読者投稿欄にも載ってました。

しかーし、よく考えて欲しい。
相手チームに対してブーイングなど全く無い。入場時やファインプレーの際には拍手までしてしまう始末。こんな国民性、他にあるか?

ホームゲームで会場全体がホーム贔屓になるのは当然、遠慮することは無い。
それでいて、相手チームを不当に辱めるようなマネをしないこと。
何の事前の申し合わせも無く、これを自然に出来る日本人を誇りに思って欲しい。

自分自身の中で、「ホームゲーム」という存在の印象は、NBAなんですよ。
NBAもすごいよね、フリースローをフーセンで邪魔するのは有名だし、移籍したプレーヤーの元チームのホームゲームのブーイングは凄まじい。これはMLBでも見られる光景。


ちなみに、今日の中国戦はワンジョーが小爆発したようだ。statsだけ見たら高橋不調かと思うくらい。
小山は大会当初から比べたら、スパイクサーブはほぼ失敗無いし、2段トスの処理が格段にうまくなった。
多少疲労と精神的な萎縮が見られることもあるが、大山と栗原がいないこの状況で、大砲の代役を苦しいながらもこなしていたと思う。

あと今日の中国戦は最終セットの石川の思い出作りが見所か。