HP Proliant Microserver購入

HP ProLiant  Microserver N54LがNTT-Xで13,980だったので購入しました。

WHS 2011をインストールしているML110 G6からのリプレースです。

 

ML110 G6は標準の冷却ファンでは夏場は爆音になってしまうので、家庭用サーバとして利用するには対策が必要です。

主にうるさいのはケースファンです。

ケースファンはファンコン付きの冷却ファンに交換して、かつCPUファンから回転数検出用パスルのコードをケースファンの回転数検出用コードに分岐して、ダミーの回転数を検出させていました。(回転数が低すぎると起動しないため。)

 

一応寝室の隣の部屋で24時間運転できる程度に静音化はできていたのですが、夏場の昼間に家を空けるのはちょっと不安でした。

 

Microserverは元々静音かつ省電力な仕様なので家庭用サーバとしてこの価格は非常に魅力的です。

 

関東に大雪が降った次の日の日曜、予定より一日遅れで配達されました。

 

スペック表では分からなかった点をいくつか解説します。

内部SATAポート

マザーボード上にはマルチレーンminiSAS×1、SATAポート×1、ケース外にeSATAポート×1が出ています。

miniSASは3.5インチベイの後ろでSATA×4に分岐しています。

SATAはいずれもSATA IIで、6Gbps非対応です。

マザーボード上にあるSATAコネクタ光学ドライブ用と書かれていますが、おそらくHDDでも問題無しと思われます。

ビデオ出力

ML110 G6はサーバー用の統合チップセットMATROX G200e相当のビデオ出力機能が含まれています。解像度は1,600x1,200が最大で、フルHDは出力できません。

MicroserverはMobility Radeon HD4200相当のビデオ出力機能がチップセットに統合されています。WHS 2011の標準VGAドライバでは低い解像度しか選べませんが、AMDのサイトからビデオドライバを入手してインストールすればフルHD表示が可能です。

 ドライバの入手

Microserverのドライバを入手するには、HPのサイトでMicroserver本体のシリアルコードを入力する必要がありました。

ビデオドライバはチップセットドライバに含まれているはずなのですが、リンクをたどってもRAID用のドライバしかダウンロードできません。

AMDのサイトから自動検出ソフトを使ってみたところ、Mobility Radeon HD4200が自動検出されて、ドライバがインストールできて、フルHD表示が可能になりました。

メモリ

ML110 G6で使っていたDDR3 1333 ECC unregisteredをそのまま載せ替えて6GBでつかっています。