東京湾一周2016(外房経由)(反時計回り)
一昨年初めて東京湾一周にチャレンジしてから、毎年東京湾一周を走っています。
初回は2014年6月4日。一旦横浜に出てから第一京浜を通って都内に入るルート。219km。
2回目は2015年5月2日。中原街道経由のルート。226km。
いずれも時計回りで金谷からフェリーに乗るので、アクシデントに備えて金谷まではあまり長い寄り道はしていません。
その代わり金谷の手前でゆっくり食事と温泉に漬かっているので、かなり時間は余裕があるんですよね。
今回は少し距離を伸ばして外房を通るルートで、しかも反時計回りです。反時計回りの場合帰りのフェリーを気にする必要が無いので時間的な余裕はあるのですが、午後から都内と川崎を通過する必要があるため、渋滞はどうしても避けられません。
次の日予定も無いので、まぁ何とかなるでしょ。
久里浜港まで
自宅からだと、境川CR経由で江の島に出てから、逗子まで海岸沿い、三浦半島中央道路を通るルートが楽なのですが、実は最短ではない。
横浜環状4号経由で六浦からR16に入る平凡な経路が実は最短。早朝はこっちの方が早そうなので、始発のフェリーに乗る際は最近はこっちのルートを使っています。
ちなみに帰宅時に同じルートを使うと、夜の朝比奈峠と相武トンネルは交通量が多く道も狭いので危険。
横須賀市内はかなり信号につかまりますが、約40kmを2時間弱で久里浜港に到着。
フェリーに乗ったらカレーパンで朝ごはん。
金谷-保田
金谷港に到着後、すぐに出発。南に少し走ると保田というところに「道の駅 保田小学校」があります。これは廃校になった小学校の校舎をそのまま生かして道の駅にしたところです。
まだ時間が早いので、お店は開いていません。
長狭街道
保田から鴨川に真っすぐ抜ける街道は「長狭街道」という名前が付いています。
房総半島内はこういった内房と外房をつなぐ道が分かってくるとどんどん行動範囲が広がってくる。
この道は2016/3/16に南房総を走った時(未執筆)に、鴨川から金谷にショートカットするのに使いました。今回は鴨川方面にショートカットするために逆方向に走ります。
上記地図はカシミール3Dから切り出しました。
「横根峠 152m」がこの街道のピークです。保田側3分の1ぐらいのところにあります。集落の間をアップダウンしてる間に峠は越えて、鴨川までゆったり下りの道です。
外房に出たら勝浦方向に走りたいので、少しショートカットするために長狭街道を「田原交差点」から左に曲がり県道181号線を走ります。
外房黒潮ライン
国道128号線との合流に出ると、上をバイパスが走っています。
県道181号線からこの地点に来ると素直にバイパスに乗ることはできないのですが、
後からストリートビューで確認したら自転車は走行禁止の道でした。
勝浦まではしばらくトンネルの多い道を走ります。この日は東風のち南風という天気予報、午前のうちは東風が向かい風になって辛い。
勝浦駅の近くにくるとまたバイパスがありました。
ここは自転車走行禁止ではないのでバイパスを走ってみましょう。
緩いアップダウンはありますが路肩も広く、地元っぽいロードバイク乗りも走っていたので、お馴染みの道なんでしょう。
いすみ市に入ったあたりから国道128号線はまっすぐ北上する道になり、東風を真横から受けます。
真横からの風は均一に吹く風であればむしろ大歓迎です。体感する風は強いので逆風のような感覚になるものの、なぜかスピードは乗る、という変な感覚になるため、乗ってて楽しいです。
九十九里ビーチライン
さてようやく九十九里浜沿いを走る九十九里ビーチラインまで来ました。
サーフショップが点在する平坦な道を走ります。天気が良ければさらに快適だったんだけどな。
一宮海岸というところ。河口が近かったので、県外の人がイメージする九十九里浜のイメージの景色とはちょっと違った。
続いて白里海岸。こちらは両側に砂浜が続く景色が広がって、これこそ九十九里浜、って感じの場所でした。
ちなみに自転車は通れない九十九里浜有料道路は2016/4/1から津波対策のため通行止めになっていました。
大網街道
白里海岸から県道83号⇒県道20号(大網街道)を走ります。
途中、自転車走行禁止な陸橋が2箇所あり。
1箇所目、
北側の側道に渡って、横断歩道。
2箇所目、
南側の側道に入って陸橋をくぐってから歩道橋。
もしくは誉田駅北口を越えて踏切を渡ってもいいかも。
このあたりからずっと狭い市街地の間の道で渋滞続き。なかなか先に進みません。
14:48ようやく稲毛海浜公園。
大網街道はなかなか走りづらかった。ようやく幕張。あとは自転車ナビで広い道を選んで帰ろう。
— 野暮研(Yaboratory) (@yaboratory) 2016年5月6日
ここから最短距離で帰りたいので、自転車ナビを起動してナビ通りに走ります。
しかも途中から雨が降ってきたので、スマホをリュックのショルダーベルトに取り付けた携帯電話ケースに入れて、音声ナビだけで走ります。
ちなみに携帯電話ケースはdeuterのやつです。iPhone 5Sは入ります。6は無理。
湾岸道路(R357)は自転車走行可能ですが、船橋-行徳間は左からの合流もあって怖い!
途中から歩道も駆使して行徳からは市街地を走ります。
やなぎ通りから旧江戸川を越える橋は車道自転車走行禁止。
Google Street Viewだと普通に見やすい標識ですが、実際はもっと薄汚れていて色もかすれていて直前で気が付いた。歩道を走りましょう。
新橋-五反田と走って新丸子のあたりからは中原街道を走ります。
このあたりは雨も強くなってくるし、Garmin Edge 500はバッテリー切れるし、休憩多めでゆっくり走りました。可能なところは無理せず歩道を走行。
帰宅したのは20時過ぎ。やっぱり夕方以降都心に近い道を走るのは辛い。しかも雨で都内から自宅までのペースは非常に遅かったです。お疲れ様でした。