戦帰り線→金時線
8月のある日、早起きしてTCXで富士山北側の林道滝沢線を登るつもりでR246を西に向かって走っていました。
でも寝不足なのかどうも体が十分に動かないし、気分も乗らない。
予定を変更して足柄あたりをぐるっと回ることにしました。
そういえば足柄峠の北側に町営の林道がいくつかあったなー、と思い出し、まずはJR御殿場線足柄駅を目指しました。
足柄駅から住宅街の中を進み、金太郎のいる案内の金時山、足柄峠方面に進めば目的の林道なのですが、この写真奥の方向に気になる道があったので寄り道してみました。
途中オフロードバイク2台が追い越していって、そして戻ってきたので、地元ライダーには知れた道なんですかね。途中から押し歩くしかない急坂になったので戻りました。
さっきの金太郎まで戻って、お目当ての林道戦帰り線。小山町営の林道らしいのですが、林道であることを示す表示はありません。ハイキングコースっぽい。
バイクの通った跡があるので、さっきのオフロードバイクかな。
沢沿いでかなり湿気が高かったのですが、日差しが遮られて気温も上がっていないので快適です。
途中何か所かの滝と史跡があります。
銚子ヶ淵の滝は雨が降った時だけ水が流れる枯滝らしいのですが、この日が水が流れていました。
途中ちょっと石が大きめの道があり、乗ったまま登るにはキツイ箇所もありますが、総じて緩めの登りが続く快適な道です。
戦帰り線は県道78号の栗の木沢唯念大名号碑の先で合流するのですが、その手前で虎御前古道と呼ばれる古道らしき分岐を見つけました。
この分岐のあと、急に高度を上げて県道に合流します。
県道に出たところのすぐ下にある橋は伊勢宇橋という名前でした。
「戦返り」は「戦ヶ入り」という表記も見かけます。
県道を登って足柄峠まで行った後、金時線に向かってみます。
2018年に金時線に行ったときは、台風による斜面崩落の修復工事のため通行ができませんでした。
前回来たときはこの起点表示のすぐ先で工事中だったのですが、既に工事は完了しているようです。
しばらく舗装道路が続きます。この林道も舗装化の波にのまれてゆくのかーと思いながら進むと、数百メートルで舗装が終わりました。
舗装が途切れた先も重機で押し固められた粒の細かい砂利道なので、この区間もやがて舗装されるように見えます。
たぶん竹之下線との分岐。ここも前回は工事中だった。
いい感じのグラベル。
スピードが出せないのでかなり長く感じる。やっと半分ぐらい。
ここでもオフロードバイクを見かけました。上の方から「こんにちは!」と声をかけられて、きょろきょろ声の主を探していたら斜面にバイクを押すライダーが。オフロードバイクだとそんな遊び方があるのか。確かに気を付けて見ると道路を外れて斜面を登る跡がいくつも見つかります。
水たまり。
足柄峠方面からだと8割ぐらいまでずっと下りなのですが、最後に若干登りがあります。それにしても長い。地図が無いと不安になる程度には長い。
最後はここに出ます。レンブラントプレミアム富士御殿場の横。
長尾峠に行く道との交差点の下なので、結構下ってますね。そして乙女峠までは結構登る必要ありますね。
この後は乙女峠経由で帰りました。