ミカン沢線→勝峰山線
新型コロナウイルスによる県境を跨いだ外出自粛要請が解除されて、初めてTCXで林道巡りをしてみました。
自宅から一番近い林道は厚木近辺、もう少し足を延ばせば秦野方面や宮ケ瀬方面まで行けますが、今年(2020年)はヤマビルの発生が顕著で秦野駅でもちょっとした騒ぎがありました。
裏ヤビツや牧馬峠あたりなら夏でも行ってましたが、今後はオンロードでも丹沢方面は怖くて行けないな。
コロナ前から自分の中であきる野市から日の出町周辺の林道が自分の中でブームなので、そのブームの続きを再開しましょう。
今回最初に訪れたのはミカン沢線という名前の林道です。
大久野方面に行くにも、さらに北上して飯能方面に行くにも、武蔵増戸駅前から山田通りを直進して、永田橋通りのJAの直売所でソフトクリーム食べたり公衆トイレを借りたりしてるのですが、今回は別ルートを通ります。
山田通りの武蔵増戸駅前の踏切を過ぎて、ちょっと登ってスーパーマーケットが数件並ぶ通りの日の出団地前交差点を西方向に曲がります。
山田通りから入るとずっと上り坂の住宅地なのですが、下の地図の北側からちょろっと曲がって伸びてる道が林道になってます。
住宅街の隅に唐突に表れる林道票。
入口はちょっと登っていますが、カーブの先はずっと下りです。
梅雨の真っただ中、この日は終日雨は降りませんでしたが、前日まで雨が降っていて湿度がものすごいです。
気温が高ければ不快な湿度ですが、林道の中は北斜面の木陰の間を走るので涼しいぐらいでした。この辺は細かい砂利が敷かれていて走りやすいですが、この先粘土質の路面が表面に現れて、雨上がりはヌタヌタしそうな個所もあります。
途中2人ほどご老人とすれ違いました。近所の住民の散歩コースになってるんでしょうね。
林道を抜けて道なりに進むと永田橋通りに出るので、ちょっと東方向に戻ってJAの直売所で休憩、次は大久野方面に向かいます。
つるつる温泉入口交差点からすぐ、岩井橋交差点です。
この交差点の左折側は太平洋プレコン工業日の出工場なので、ダンプカーがガンガン出てきます。
工場敷地は交差点を左折して橋を渡った先なので、敷地手前までは入れます。
橋を渡ってすぐ左側に林道票が出ています。
奥に見える工場専用駐車場に数年前まで廃線になった駅のホームがあったらしいのですが、今は解体されて看板だけになっています。
起点からずっと非舗装、最初は緩い登りをセメント工場を右手に見ながらのんびり登ります。
この辺からちょっとおかしいんですよ、ぎりぎりコンクリート敷にしなくても済む斜度なんでしょうけど、非舗装の激坂を直線的に登ります。ダンシングするとリアから荷重が抜けてズルズル滑るし、止まると再開困難。シッティングで根気強く登るしかありません。
終点の林道票が現れる最後のカーブ。この辺はもう自転車を下りて押し歩きしてます。
終点の林道票が現れました。
第一駐車場。数台車が止められる程度の広場になってます。木製のイスとベンチあり。
ベンチの先には日の出町の市街地と大久野の山地が見えます。
ここから先は自転車でも無理っぽい山道になりますが、今日は歩きも得意なニューMTBシューズを履いている、TCXを押して登ってみましょう。
血の池とか第1展望台とかある。その先は勝峰山山頂。
ところどころアジサイの咲く山道を登っていきます。
最初に現れたのは血の池。「ドリーネ」とは石灰岩台地の窪地のことだそうです。
詳しくは下のブログ記事を参照。
鈴石。
血の池は草が生い茂っていて水面は見えませんでした。
血の池から先、つづら折りの山道をさらに登ります。
第1展望台。駐車場のあたりよりさらに眺望が広がります。
さらにもう少し登って山頂。
山頂にも木製ベンチがありました。このベンチの左手に鎧塚があるんだけど、将門で「塚」って言うとなんか怖いじゃないですか。写真を撮る気にはなれなかった。
山頂です。
日の出町はこういう平将門伝説の解説がいろんなところにありますね。
ところで、先週FCRで三浦半島を走ったとき、3時間程度でGarmin EDGE 500がBattery Lowになりました。バッテリーがイカれちまったか、充電がうまくできていなかったかどちらかなんですが、今回は大丈夫でした。
ただし出発から5時間経過してもバッテリー100%というは別の意味でおかしいですが。
互換バッテリーに交換してるので、電圧の下がり方とか純正品とは違うだろうし、こんなもんでしょう。