スマホをXiaomi Redmi Note 10 Proに替えたらQOC(Quality Of Cycling)が劇的に向上した話。
ロードバイクに乗り始めの頃、使っていたスマホはiPhone 4Sで、使っていたスマホホルダーはミノウラのiH-100-Mという製品でした。
ミノウラのページにももう載ってない旧製品だけど、なぜかAmazonで売ってますね。そしてクソ高い。
その後5Sに買い替えたのですが、5Sは4Sに比べて薄くなったので走行中にすっぽ抜ける事故が発生。しばらく厚みを足すためにクリアケースを使ったりしていたのですがマウントをTopeak Ridecaseに買い替えました。
その後SEに買い替えてしばらく(2020年ぐらいまで)使い続けていたのですが、2020年末にUMIDIGI BISIONを購入してサイクリング用スマホはBISONになりました。
BISONの前にUMIDIGI F1 Playを購入して、普段遣いのスマホはF1 Play、サイクリング時のみiPhone SEという運用でした。
F1 Playは偏光サングラスと相性が悪いというサイクリングには致命的な弱点があり、サイクリング用スマホにはなり得なかったのでした。
UMIDIGI F1 Playは偏光フィルタが強いのか、縦持ちだと偏光レンズのサングラス越しにはほぼ見えなくなる。 pic.twitter.com/TGbK9ll673
— 野暮研(Yaboratory) (@yaboratory) May 26, 2019
しばらくBISONを使い続けていたのですが、BISONはBluetoothオーディオのトラブルが多いという欠点があります。
山奥の林道を走る際の熊除けとして、当初はネックスピーカーを使っていました。こんなやつ。
ネックスピーカーって国内製品はリビング等の室内利用を前提とした製品がほとんどで、屋外利用を前提とした製品は中国製しか見当たらないです。
BISONと中国製ネックスピーカーの組み合わせだと、ペアリングしてしばらく使っているとブチブチ途切れるノイズが出始めました。
Androidの開発者向けオプションでコーデックをAAC⇔SBCとか切り替えるとその場は一旦解消するのですが、そのうちだんだん悪化してきて最近は走っている間ずっとブチブチ言っている始末。
BISONはその優れた防水性能からサイクリング用スマホの座を譲りたくない想いから、中国製だからネックスピーカーのせいだということにして、ジョギング用に骨伝導イヤホンを買い足しました。
比較的コンパクトで再生時間も長く、かつ防水性能があるやつ、という条件でこれにしました。AfterShokzはちょっと高い。
が、今度はジョギング中に勝手にペアリングが解除される事故が多発。
メインスマホをF1 Playに戻してもやっぱりBTヘッドフォンとの相性は悪い。
信じたくない想いがありつつも、調子が悪いネックスピーカーや骨伝導イヤホンを手持ちのiPadに繋げてみると全く問題ない。こういう時デバイス系のトラブル回避したかったらApple製品にしとけば間違いない。
よってBISONが元凶と判断してスマホ買い替えを検討したのですが、結局選んだのは…Xiaomi Redmi Note 10 Proでした。
カメラとディスプレイが比較的評判の良いモデルです。
そして今日初めてRedmi Note 10 Proと骨伝導イヤホンと共にサイクリングに出掛けたのですが…、全く問題ないです、快適です。7時間ぐらいスマホから音楽を流しながら骨伝導イヤホンを装着して走っていましたが、ブチブチノイズの発生は無く、当然ペアリングが解除されることもなく、普通に使えました。これが普通なんだ、何も起こらないことの幸せ。
また直射日光下だとAMOLED(アクティブマトリクス有機EL)は非常に視認性が良いです。
出かけた先でカメラを使ってみましたが、フォーカスがカッチリ決まる感じはBISONのカメラより良好です。
BISONのカメラは48MPなんですが、Helio P60は32MPまでしか対応してないはずで、ちゃんとスペック通りに撮れてるか謎だったんですよね。
昼間の光量が十分にある状況ではちゃんとした絵が撮れるんですが、シャッターが下りるタイミングがズレることが度々ありました。また画面の右側がフォーカスが甘めになるクセがありました。
Redmi Note 10 Proのカメラはシャッターが下りるタイミングがズレることも無く、普通に使えています。AndroidのカメラはPixel用のGoogle Cameraが最強で、Gcamポーティングのメンテナがいるスマホが最強、といういびつな状況です。Redmi Note 10 Pro向けのGcamを入れてみましたが、標準カメラよりコントラスト強めで画面が白っぽくなることが無いのでやっぱりGcam最強です。