玉泉洞

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沖縄滞在最終日。那覇市内のホテルに泊ったので、散々悩んだ挙句、玉泉洞に行ってみました。

正直、本土の有名な鍾乳洞を知っている人は見る価値無いかもしれない。

九州以北の鍾乳洞は比較的固い古生代の石灰石で出来ているのに対し、沖縄の鍾乳洞は隆起した珊瑚礁の柔らかい石灰石で出来ているので、鍾乳石などの成長が早いらしい。

そのせいかどうなのか知らないけれど、鍾乳石による造形が、本土の鍾乳洞に比べて大雑把な印象を受けた。天井の鍾乳石はやたら多いけど、側壁は岩が崩れたそのままになっていたり。

また、やたら鍾乳洞内部が暑い。他のブログを見る限り、以前に比べて暑くなっているらしい。照明のせいかもしれないとのこと。

あと、通路を確保するために、通路の天井部分はかなり大胆に鍾乳石がポキポキ折られている。そこも少々興ざめポイント。

それでもその切断された鍾乳石の先端から1cmくらい新たな鍾乳石が成長しているのが見えるのがスゴイことなんだけど。


写真の「青の泉」は照明が青いだけ。実際青っぽいのかもしれないが、自然の青さは全く分からない。

途中特に見どころもなくダラダラ歩かされる箇所もあるので、洞窟マニア的にはイマイチであった。


ちなみにこの日、地上ではポケモンのイベントが開催されていた。
駐車場の混雑具合はハンパ無く、おそらく大半の人出は地元民のポケモン目当て。鍾乳洞内部の人出はさみしいものであった。