Growtac EQUALブレーキにようやく換装

比較的品薄だった2022年の7月にGrowtac EQUALブレーキを購入したのですが、EQUALブレーキとは互換性の無いBシリーズのブレーキパッドが4セットぐらい在庫があったので交換を躊躇してました。

しかし2023年の2月、ようやく交換を決意しました。

ブレーキワイヤを交換するにはバーテープを一旦解かないといけないので、ついでにシフターケーブルも交換するためブレーキとディレイラーを全バラシ。

交換工程を撮影していないのでざっくり省略しますが、EQUALブレーキは出来る限りワイヤ引きの感覚をカッチリさせるため、ハンドルバー周り専用の柔らかいアウターと、それ以外用の硬いアウターの2種類のアウターワイヤーが付属します。

2種類のアウターの境目はフレームの構造によってケースバイケースなのですが、TCXの場合オーソドックスにバーテープに隠れるように、バーテープから外に出る手前が境目になるようにしました。

まずは簡単なフロント側から交換。

TCXアルミフレームはフォークにアウターを結束バンドで固定する方式です。

フロントは最短かつ無理の無い感じで取り付け出来た。

続いてリア。

TCXのアルミフレームはダウンチューブ横からフレームに入り、BBの下で一旦フレーム外に、チェーンステーでまたフレームに入ってブレーキ手前で出てくる結構難儀な構造です。

フレーム内装部分は硬いアウターに苦労させられましたが、何とか装着完了。

本記事執筆時点、交換してから2か月ぐらい経ちましたが、ブレーキのタッチはやっぱり油圧の方に軍配が上がります。

アルミTCX2018年モデルの完成車、Giant Conduct Disc Brakeは不満はあったもののブレーキのタッチは油圧ディスクブレーキそのもので、急坂の下りで上ハンで不安を覚えたことはありませんでした。

EQUALブレーキは油圧に比べれば握力は必要です。急坂の下りで下ハンでないとちょっと長時間はツラいかなー、と思います。

まー、でもそれは自分でメンテできるメリットとトレードオフです。自分で油圧ブレーキのブリーディングができる人であればEQUALブレーキのメリットはそれほど無いと思います。

あくまで自分でメンテできることを重視する人向けと思います。