Windows Home ServerでiTunes 9を使う

iTunesはバージョン8.0.1まではWindows Home Server (=Windows Server 2003)にインストール可能だったのだが、iTunes 8.1.0以降は変なOSバージョンチェックが入ってしまってインストールできない。

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しかしiTunesのインストーラ"iTunesSetup.exe"を7-zip等で無理やり解凍すると、

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いくつかの.msiファイルに解凍できて、

そのうちOSバージョンチェックをしているのは以下の2つであることが分かる。

  • AppleMobileDeviceSupport.msi
  • MobileMe.msi

なので、iTunes 8.1.0以降では"iTunesSetup.exe"を解凍後に上記2つのファイルのみ8.0.1で差し替えて、iTunes.msiを実行すればインストールは完了する。


さらに、同じ方法でiTunes 9をWindows Home Server (=Windows Server 2003)にインストールすると、インストーラの最後でiPodServiceの起動に失敗する。

これは、iTunes 9のインストール前にC:\Program Files\iPodをバックアップしておいて、iTunes 9インストール後のiPodService起動エラー発生時にiPodフォルダを古いバージョンで上書きすることで回避可能。


ただこれらの方法は、iPhoneiTunes 9と同時発表された新しいiPodシリーズでは不具合が出るかもしれない。
私が使っているのは第4世代nanoと第2世代shuffleだが、不具合っぽいものには遭遇していない。