W54Tに機種変更
ビックカメラ有楽町店で、火曜の時点でシルバーのみ品切れ。
本体外装の色
スライド部分を境に、本体上半分がステンレスで、下半分がプラスチック製。
プラスチック部分と比較すると、ステンレス部分は多少ツヤがあるが、基本的に全面ソリッドなツヤ消し塗装。
どうしても、黒や緑はソリッド塗装が強調されてしまって、安っぽく見えてしまうのが人気の差だと思われる。
W41Hの凝った外装に比べると、やはり物足りなさはあるかな。
手の脂で多少汚れてくると、プラモデルの塗装に失敗してヤケクソで黒マジックで塗りつぶしたような感じ、と言えば分かるでしょうか。
電波感度
ステンレス外装になったせいで、電波の掴みが悪くなった、と発売前から噂されていましたが、W41Hよりは確実に悪いです。
WVGA液晶
auコンテンツでWVGAを利用できるのはそれほど多くない。ナビウォークの地図表示と、PCサイトビューアぐらい。
デジカメやムービーなどを除いて、他の既存コンテンツの表示は基本的に単なる拡大表示。
EZWebやメール画面も拡大表示に過ぎないが、その分フォントのスムージングが効いているし、何より液晶画面が大きいので、文字は見やすいと思う。
WVGAで困るのが、デジカメ写真とか壁紙の類。
妻や友人からメールに添付されてくる写真って、まぁ間違いなくQVGAサイズなので、データフォルダにはQVGAサイズの写真がたくさんある。
これを表示させようとすると、デフォルトで等倍表示なので、やたら小さい。
"0"キーで画面幅に拡大表示できるけど、ワンタッチ必要なのが面倒だし、複数の写真を見ようとすると、その都度"0"キーを押して拡大しないとダメ。
"#"キーによる全画面表示も同様。全画面表示から一覧に戻らずに他の写真を表示させると、全画面表示が解除されてしまうので、また"#"キーを押さないといけない。
せめて、拡大表示をデフォルトにして欲しいな。
操作
スライドタイプを使うのは初めて。
閉じたまま操作したり、"*", "0", "#"あたりのボタンを押すのは結構ツライ。
ストラップホールが本体真下の中央についているので、ループのフツーのストラップを付けて、ストラップに指を通して本体を支えるようにして持つのがよろしい。
ボタンのクリック感はそれほど違和感を感じない。
十字ボタンは少々押し辛いかな。真ん中の選択ボタンを押すつもりで、上を押してしまうことが何度もある。
デジタルラジオ
VHF帯を使って放送されるデジタルラジオ。
現在はまだ試験放送中なので、放送時間は昼の間だけだし、エリアも非常に狭い。
木曜は都内出張の用事があったので聞いてみたが、下北沢あたりでは電車の中ではなかなか受信できなかった。
今後の展開に希望。
Myスケジュール
au My Page内のMyスケジュールのBREWアプリがプリインストールされている。去年から利用できていたサービスらしいが、正直、これ便利だ。
現在スケジュール管理はPalmと自宅のPalm Desktopで行っているのだが、会社のOutlookと同期できるわけでもなし(昨今の情報セキュリティ意識の高まりで、個人所有のPDAと会社のPCでデータ同期するなんて有り得ない)、使い勝手悪いし、もう紙の手帳でもいいか、とか思っていたところだった。
Myスケジュールは、DUOGATE内の"au My Page"のMy Scheduleと同期できるので、携帯電話と、Internetに接続可能なPCとの間で互いに更新が出来る。
OutlookとかPalm Desktopとか関係なく、これで十分だな、と正直思った次第。
オープンアプリ
MIDP2.0仕様なJavaアプリの実行環境。
でも表示領域がQVGAまでなので、W54Tの場合物足りなさを感じるかもしれません。
auオープンアプリ対応のjigやibisBrowserDXが既に登場していますが、これらはQVGAでしかなく、しかも転送量制限(3MB/日)もあるので、あくまでEZWebやPCSVと併用が前提でしょう。
ちなみに、Opera miniも動くみたいです。
テーブルレイアウトを意図的に崩すOpera独特のモバイルモードでの表示になりますが、閲覧自体に支障は無いようです。
旧京ぽんユーザーなので、ページ表示そのものにそんなに違和感は無いですね。
ただ、設定で消せないのか、「通信を許可しますか」のメッセージがいちいち表示されるのが非常にうっとおしいです。