MIO LINK(腕時計型ハートレートモニタ)を買ってみた。

これまでGarmin Edge 500をケイデンスセンサとスピードセンサだけで使っていたのですが、心拍計も欲しいと思っていました。

一般に、ロードバイク用の心拍計と言えば、心臓の位置にセンサを置いて、心電図を取るのと同じような仕組みで計測します。

センサを固定するのにぐるっと背中までゴムベルトを回すので、大胸筋矯正サポーター的なシルエットが見えたりするのが嫌な感じだったりします。

 

ANT+対応の腕時計型ハートレートモニタが無いかな、と思っていたのですが、MIO LINKという製品が評判良いようです。

これは手首の内側にLED光を当てて、その反射を測定することで心拍数を測定するようです。スマホカメラを使った心拍計と同じような仕組みです。

仕組み上ブラ紐ハートレートモニタよりバッテリーの持ちが悪いそうなのですが、丸一日は持つそうなので、購入してみました。

 

ちなみに、「MIO LINK VELO」という「サイクリング用」と称したちょっと高めのモデルがありますが、これはANT+のスピードセンサやケイデンスセンサのデータを受信して、Bluetoothで転送する機能を持っているようです。

Bluetooth対応のスマホがあれば、ANT+アダプタがなくてもスピード、ケイデンス、心拍数データが受信できる、という仕組みのようです。

自分はANT+対応のGarmin EDGE 500で使うので「MIO LINK」で十分。

 

パッケージはこんな感じ。

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入っているのは本体、USB充電器、クイックガイド、説明書、保証内容説明書。

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Garmin EDGE 500とのペアリングは以下の手順。

「Settings」を選んで、

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「Bike Settings」、

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「Heart Rate」、

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「ANT+ HR」、

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「Heart Rate Monitor」を「Yes」に変更して、

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「Search」を実行。

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認識しました。

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Garmin Connectで「休息心拍」を設定しないと、カロリーが正常に表示されないようです。推測値でしょうけど。

最初この「休息心拍」が「0」のまま走ったら、「0カロリー」となってしまいました。とりあえず「60」に設定後走ってみたら、カロリーが表示されるようになりました。

 

Garmin Connectは心拍数データが無い状態だと、カロリーはかなり高めに記録されるようです。おそらく常に心拍数が高い状態で追い込んで走った数値になっているのではないかと思います。

 

MIO LINK本体のLEDの色で、一応心拍ゾーンが分かるようになっていますが、LEDの光る間隔はかなり長いので、自転車で走りながら確認するのはちょっと厳しいです。

数値で確認できるサイコンかスマホと組み合わせて使う前提と思ってよいかと思います。本体だけでログも取れないですし。