ネット・タッチのルール
「バレーボールのネット・タッチに関して、今回の世界選手権から導入されたルール」があるらしいので書いておく。
これまでのルールでは、
- ネットのある部分(アンテナの外側を含む)に触れたら反則
- 例外1:ボールを扱うプレイに直接関係無い場所での動作でネットに触れても反則ではない
- 例外2:ネットの両端のロープやポールに触れるのは反則ではない
- 例外3:ボールがネットに当たってネットが変形したとき、相手側コートの選手にネットが触れても反則ではない
これにさらに例外が加わって、
- ボールがアタックラインから外側にある状態でのネット・タッチは反則ではない
バックアタックの勢いで選手がネットに体が触れたが、その時点ではボールは相手コートのアタックラインの外側でレシーブした後で、インプレー中であった。
ネット・タッチした選手の相手チームが抗議したが、ネット・タッチ自体は反則と認められなかった。
このとき解説者がこのルールについてそう言っていただけなので、真偽は定かではない。
バレーボールのルールというのは、実はルールブックを読んだだけでは曖昧過ぎてよく分からない。二次解釈があって、ようやく実戦で判断できる、というものになっている。
しかも地方ルールや年齢、大会ごとの申し合わせがあったりして、非常に分かりづらい。
現役の頃、「パンケーキ*1はやるな。(審判が慣れていないので、ジャッジできない)」なんて言ってた田舎審判がいた。
*1:手のひらをコートに付けて、手の甲でボールを上げるプレイ