IDE活してS-ATA

IDE活してS-ATAはIDE-SATA変換ボードの一種。

実は前回「スゴイアダプタ」に拘っていたのは、

http://www.runser.jp/doc/sata-adapter.html

このページよると、「スゴイアダプタ」だけ変換後の性能劣化が無い、むしろ向上しているという点が気になっていたから。

でもそれ以外のチップもさほど変わりは無さそうだし、価格差も大きいので、安く入手できる「IDE活してS-ATA」にした。

載っている変換チップはJMicron製JM20330。P5B-E Plusに載っているIDEインターフェースもJMicron製なので、変換しようがしまいが変わり無さそうだが、プライマリ-スレーブ両方にHDDを接続しているよりはマシだと思う。

この変換ボード、電源としてFDD等によくある小型4ピンが必要。
HDD用4ピン電源コネクタから、HDD用4ピンとFDD用小型4ピンに分岐する電源ケーブルが付属する。
さらに品質の程は不明だがSATAケーブルも付属する。類似製品の中では非常にお買い得かと思う。

また、ボード上に電源が供給されていることを示すLEDと、アクセスLEDが載っている。

忍者プラスの取り付けの後、JMicron IDEインターフェースに繋いでいた2台のHDDをそれぞれSATA変換接続した。

既にICH8RでRAID0ボリュームを構築しているので、当たり前だがBIOSでICH8Rは"RAID"モードに設定されていて、Windows XPにはIntel Matrix Storageドライバがインストール済み。

なのでそのまま付け替えても起動するはず。
最初の起動ではブートドライブが見つからず起動しなかったが、BIOS設定画面に入って保存したら、今度はWindowsが起動した。

実は横着して、HDDのジャンパはケーブルセレクトの状態のままだったのだが、ちゃんと認識してくれた。

devtestを使ってみた限りでは、多少ベンチマーク結果が低下したか。
しかしMaxline Pro 500の再外周シーケンシャルが71MByte/s⇒70MByte/sになった程度。

そして、空いたJMicron IDEインタフェースに、取り外していた内蔵DVDドライブを接続した。ますますせっかく買ったUSB外付けDVDドライブが意味なし。2台ある意味も無い。

JMicronドライバがインストールされていたので、デバイスマネージャでは内蔵DVDドライブもSCSI接続として表示されている。
このままだと不具合が多数あることが知られているので、標準IDEドライバに入れ替えた。