東京湾一周2015(内房経由)(時計回り)

去年東京湾を自転車で一周したのは2014年6月7日。国道1号と15号(第一京浜)を経由したほぼ最短距離での一周でした。

今回はR246を通って皇居の北側を通過するコースです。

 

前回は平日に休みを取って走ったため、都内を如何にして出勤ラッシュ前に追加するか、ということがひとつの課題でした。

今回はGWどまんなかだったので、出勤ラッシュの人混みや渋滞はあまり気にせずに、でも午後から夕方にかけて都内~横浜を通るのは相変わらず避けたかったため、前回同様時計回りに回ります。

 

起床3:30、4:10出発。中原街道をひたすら道なりに進みます。

瀬谷のあたりから2車線になるので、追い抜いてゆく車両に緊張することは無いのですが、結構起伏のあるコースなので無理せずマイペースに走ります。

ららぽーとの手前で中原街道沿いに左折します。

 

武蔵中原のあたりで最初の補給。おにぎり2個。

 

丸子橋を渡って多摩川左岸を北上し、二子玉川からR246に入ります。

 

休日の早朝なのでR246はそれほど走りづらい感じはしませんでした。

カジュアルな自転車乗り(クロスとかシングルギアとか)はほとんどすべて信号無視なのがうへぇって感じですが。

 

青山通りを経て、三宅坂を左に、靖国通りに入ってまっすぐ東に。

 

京葉道路では自転車は江戸川を越えられないようなので、すこし川沿いに下って江戸川サイクリングロードに入り、水門の上の道路を越えて千葉入りします。

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船橋競馬場の近くで前輪がフニャフニャなのに気がついて停止。すぐに歩道上で予備チューブに入れ替え。

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谷津干潟を通りすぎて、幕張メッセ方向に右折。

 QVCマリンフィールド、幕張海浜公園稲毛海浜公園のこの通りは相変わらず走りやすい。

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稲毛海浜公園でトイレ休憩。そのまま公園内をゆっくり走行。

 

R14に戻って、今年もアリオ蘇我のセオサイクルで空気入れを借りました。

 

市原の工業地帯に入ると、かなり日差しが強くなりました。

殺風景な工業地帯のこの道は、大型車も多くロードバイク乗りは敬遠したい道らしいのですが、自分はこの市原から富津までの道は比較的好きですね。

 

富津岬で小休憩。

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アジなめろうフライを食べてみた。うまい。業務用冷凍の袋が冷凍庫の中に見えたのでw、たぶんスーパーとかで普通に売ってる。

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「かなや」で温泉と食事。

金谷港から16:30の便に乗る。自転車は10台ぐらい。自動車は満車で載り切らず。この日は最終便後もさらに2便出たようだ。

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久里浜港に着いて、横須賀市内を走ってたら、後輪がズルズル言ってたので見てみたら後輪がスローパンク。

替えのチューブはもう一本持ってたが、なんとなく家まで持ちそうだったので、ポンプで空気を足すだけにして走ることにする。

 

自宅1km手前でガーミンがバッテリー切れ。

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1月の走行距離

はてなブログがブラウザへの画像ドラッグアンドドロップに対応したので、特に意味も無く更新してみます。これ便利、というか今までが不便すぎ。

 

自転車シーズンオフは順調に走行距離が減り続けましたが、1月は3年前のFCRを購入した頃の気持ちを思い出して頑張ってみました。

あ、これいいペースじゃね?と思っていましたが、後半休日出勤があったのと膝の治療をしたので頭打ち。

 

2月も膝の療養が続いておりスポーツは控えめの予定なので、それほど伸びない見込み。

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ふじあざみライン→須走口五合目2,000m

ここ1カ月はふじあざみラインにチャレンジするために、富士登山口の天気予報と常ににらめっこしていました。


富士山須走口5合目の天気 - てんきとくらす [天気と生活情報]

 

「てんきとくらす」というページを見ていますが、標高の低いところでは天気が良くても、2,000m付近が強風の予報だったり、なかなかコンディションの良い日と休日のタイミングが合いません。

当日の天気予報も須走口2,000m付近は風速10mの西風で正直自転車にはキツイ予報でしたが、午後は風速も落ち着く予報だったので、天気の回復を祈りつつ、チャレンジしてみました。

 

現地までは体力を温存するために、比較的高低差の少ないR246コースで小山町まで走ります。

「名古木」の交差点を秦野市街地方向からガチっぽいロード乗りが2台ヤビツ方向に走っていったけど、オレはここはスルー。

 

松田町から先のR246は自転車走行禁止の区間が多く、それでなくても大型車のペースが速くて危険なので、並走する県道をうまく使って小山まで行きます。

 

谷峨から小山までの区間は逃げ道が無いので仕方なくR246を走ります。

上り車線はまだ路肩がゼブラになっている区間が多いのでまだマシなんだけど、下り車線はセンター側がゼブラになっていて、路肩にほとんどスペースが無く、本当にこの区間を走るのは嫌い。



小山町市街地からは、富士スピードウェイのそばを通る道を通って道の駅須走に向かいます。

この道は路幅も広くて舗装も綺麗で走りやすいのですが、地味に登りが多かった。

道の駅須走の地点で標高800mぐらいあるので、そこまで登る必要があるからだね。

 

道の駅須走で少し休憩した後、ふじあざみラインに入って、まずは直線の登り坂から始まります。

 

実は30TのTIAGRAのカセットスプロケットが入っているつもりだったのですが、ちょうも変な感じがして確かめてみたら、25Tの105のスプロケが入っていました。

どうりで大したことない登りでもインナーローに入れたくなるギアだったんだ。

一瞬登れない予感がしたけど、せっかくここまで来たんだし、とりあえず登れるところまで行ってみましょう。

 

鳥の絵が描かれた壁のある「凸凹山」まではほぼ直線、7%ぐらいの登りが続く。

左にカーブしてここからつづら折りの始まり。


つづら折りになるので一瞬斜度は緩む。この辺りはまだ路面は綺麗で走りやすい。

 

ちょっとだけ下りの現れる「馬返し」と呼ばれる地点から道幅が少し狭くなり、斜度は本気を見せる。


見慣れたはずの富士山がずいぶん近くに見える。山肌の細かい岩石も露わに見えて、ずいぶん雰囲気が違う。

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ふじあざみラインは7月~8月の登山シーズンはマイカー規制が行われ、タクシーとバス、2輪車しか走行できない。

既に10月も末なので、一般的な登山シーズンは過ぎており、自家用車の交通量もまばら。ワイディングロードを走りたいバイクは舗装の整ったところだけ走りたいのか、馬返しのあたりで引き返す。

交通量の無いことをいいことに、対向車線まで目一杯使って蛇行しながら走る。

 

マップを見て、馬返しからカーブを11個越えたら五合目であることを確認して、一つ一つカーブを数えながら登る。

11個のカーブのうち、半分を過ぎた頃から、極端な激坂が徐々にゆるやかになる。

11個目を越えようとした時、突然富士山の姿がまた目の前に現れて、唐突にゴールに到着した。

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五合目の山小屋はこの時期まだ営業している。

五合目まで来ること自体初めてなので、家族にお土産でも買っておこうかね。

正直、富士山グッズはどこでも買えそうなものばかりなので、「五合目」であることがわかるグッズを選んで購入。

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茶屋のあるところより高い位置にある駐車場で何枚か写真を撮って、ダウンヒル開始。

フリースのジャージとウィンドブレーカーを着込んでゆっくり下り始めます。

落ち葉はまだまばらでそれほど路面の状態に気を遣わなくても大丈夫だったけど、少しブレーキが甘いと途端にコースアウトしそうになる。

凸凹山の先の直線下りは路面もキレイで70km/hぐらい出たけど、よく考えたらコレ怖いね、感覚がマヒしてる。

 

165km、累積標高2,913m

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足柄幹線林道→長尾峠→足柄峠

今シーズン中に富士登山口に登るのが一つの目標で、とりあえず自走で一番距離の短い須走口まで登りたいと思っていました。

…実は須走口は富士山登山口の中で、自転車ヒルクライムには一番過酷らしいという。

次の休みに計画していたのですが、どうも天気が思わしくない。

地上は晴天なのですが、標高2,000mでは風速15mという予報で、これはちょっと無理かもね。

そもそもロープロファイルで軽いホイールを持っていない。

FCRに付属するホイールと、Shimano RS21とCampagnolo Bullet 80。前者2つはいわゆる鉄下駄。たぶんBullet 80が一番軽い。

Zondaとか買っておいた方がいいのかな、そしたら30Tのスプロケヒルクライム用ホイールにつけっぱなしに出来るな、とか考えつつ、次の休みは須走口は諦めることにしました。

 

次の候補は東京湾一周(2回め&反時計回り)か、西伊豆。

東京湾一周の反時計回りは午後に都心&横浜を通ることになるので、平日はやめたほうが良いかもね。盆休みとか正月がいいんじゃないのかな。ということでこの案は却下。

西伊豆は距離が長いけど、天気が良ければ駿河湾沿いは気持ちよさそう。

ということで、西伊豆に行くつもりで就寝したのでした。

 

…。

 

4時起床の予定が5時起床。妻が予定があって先に起きてたので、なぜかのんびりしてしまって6時出発。

 

この日はかなり風が強い。南西の風のせいで、R1に出るまでにかなりスタミナを奪われてしまった。

 

小田原に着いたのは午前8時頃。これは西伊豆まで行くのは厳しいかもね。

帰宅が夜になっても良いように、ライトとスペアバッテリーも持ってきたけど、これは体力が持たなそうだ。

 

予定外だったが別の機会のために計画していた足柄幹線林道を通るコースで行くことにします。

 

ちなみにコースの計画はGarmin Connectのコース機能を使っています。

デバイスはGarmin Edge 500なので、コースを転送してナビ的に使うことができません。でもルートナビよりはGarmin Connectの方が好み。

 

結局コースを作って、要所を記憶して、現地で地図を見ながら走るので、あんまりGarmin Connectを使う意味がありません。

Garmin ConnectはiOS用アプリがあって、作ったコースを見ることが出来るのですが、現在地表示はできません。

できたらいいな、と思っていたのですが、現在地表示ができたらGarmin Edgeの存在意義が無くなっちゃいますね。仕方ないか。

 

話を戻して、小田原市内から足柄幹線林道に向かって走ります。

R1から小田原城の周辺道路に入り、小田原城とJRの間の「青橋東側」からJRを越えて、小田原厚木道路荻窪インターを目指します。

荻窪インター入り口を超えるといきなり激坂の登場。

まもなく「こどもの国わんぱくらんど」のそばを通ります。ここは以前来たことがあるぞ。

 

足柄幹線林道の入り口は結構わかりづらいのですが、この「わんぱくらんど」に行ったことがある人ならば、実は分かりやすいんですね。わんぱくらんどの駐車場をスルーして、そのまま真っすぐ進めばよいのです。

 

わんぱくランドのちょっと先、ゴルフ練習場、老人養護ホームと学校の先に林道の通行止予告版があります。

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久野林道との分岐の前後にキャットアイが数箇所あります。

小田原側から上った向きには予告版がありました。F-ZEROが得意な人でもロードバイクこの隙間を通るのは無理っぽいな。路肩に避けましょう。

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久野林道との分岐点。つづら折りの途中で道幅がかなり広くなっています。

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久野林道は通年車両通行止めのようです。地図では小田原市内方向に戻る道しかなさそうですね。

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 道なりに青看の「宮城野」方向に進みます。

 

青少年の家の先、登山道と離れる分岐のあたりが一番標高が高いようです。此処から先は下り。

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R138に合流する手前、宮ノ下側のゲート。

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R138は箱根裏街道と呼ばれる道。仙石原方向に行くには、箱根ガラスの森美術館のあたりまでお世辞にも走りやすいとは言えない登り坂が続く。交通量もそこそこ多く、また舗装の路面も荒れている。

 

乙女峠のトンネルの手前を左に曲がり、神奈川県道736号を通り、長尾峠を目指します。


途中木々の間から仙石原のすすき草原や、芦ノ湖がよく見えます。

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長尾峠のトンネルを抜けて静岡県側からは富士山がよく見えました。

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長尾峠からR138との合流地点までは日陰の多い木々の間を下って行きます。暑い季節も気持ちが良さそうだね。

東名御殿場インターまで降りて、東名沿いに足柄駅方向に走ります。

 

小山方面からの足柄峠までの道は、県道78号と県道365号の2通りがあります。

足柄峠から小山方向に車で下るときは、ほぼ県道365号の方を通ると思います。

分岐地点は県道365号の方が道なりで、道幅も広い。下りならは県道365号は常に富士山が見える道らしいのですが、どうやらこっちは日陰が無いようだ。

自転車の登りなら、夏場は県道78号の方がオススメです。こちらは日陰も多いです。

 

県道78号は「神奈川県境まで6.8km」の看板から始まり、何度も距離表示の看板が現れます。

3kmぐらいまではせいぜい6~7%ぐらいの斜度です。

ところどころ自動車ではすれ違い不可の鬱蒼とした日陰の道を登ります。

3km地点をちょっと過ぎたあたりで一旦下り坂になって、ここからこの上り坂の本境地。

10~12%の上り坂が続きます。

やがて峠近くになると登りがだんだん穏やかになって、足柄城址に到着です。ここは富士山眺望ポイント。

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足柄峠はFCRを買った年、フラットバーからブルホーンバーに変えてから初めて登った峠でした。このときはまだペダルはフラペ。

当時は県境のあたりの茶屋まで行って引き返したので、城址があるの気が付かなかったな。

峠から南足柄市側の道は舗装が綺麗になっていました。

 

足柄峠から足柄街道を下って、久しぶりに「万葉うどん」に行ってみました。


家族と一緒で何度か行ったことがありますが、平日のランチタイムを外れた時間では客は自分一人。後からもう2組が来店していました。

 

155km、累積標高2,111m。

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牧馬峠→半原越

祝日の午後に時間がとれたので、100kmぐらい走ることにした。

休日の午後は境川CRやR134は車も自転車も混んでいるので、混雑を避けるため、相模湖方向に向かって走り始めます。

 

普段宮ケ瀬や相模湖方向に行くには、愛川町役場の辺りから半原方向に左折して、あいかわ公園のあたりで国道412号に入るのだけど、そっちも休日は交通量が多い。今日は県道65号へまっすぐ進んで津久井方向を目指すことにします。

三増峠を自転車で通るのは初めてなんだけど、周辺は結構アップダウンが大きい。トンネルのあたりまでちまちま登って、一気に下る。なんかもったいない。

国道413号に出たら、相模湖方面を目指して走る。ここは休日は慢性的に渋滞しているのだけど、仕方ないね。しかし大型車の後ろに付いたりすると、思いがけずペースが上がったりもする。

プレジャーフォレストの手前のコンビニで休憩と水分を補給。

走行再開して、プレジャーフォレスト入り口の交差点を、プレジャーフォレストとは反対方向に左折。


 

すぐに鬱蒼とした林の中の道を緩やかにアップダウンしながら進みます。地図で見ると森林公園的な場所の傍を通る道で、雰囲気が気持ちいい道です。

 

藤野やまなみ温泉へ向かう道との分岐のあたりが一旦低くなってて、ここからまた登り。

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ここから牧馬峠までは距離は大したこと無く、すぐに着く。

途中のこんな感じのパターンの路面が現れたら激坂区間。

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峠の頂上。

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Giant FCR1 2012を買って最初に登った「峠」と名前の付くところはこの牧馬峠が初めてでした。

当時はどノーマルのフラバにフラペ、26Tのスプロケでヨロヨロ蛇行しながら登りました。

今回は30Tのスプロケだし、そもそも12%の斜度は今となっては然程珍しくもないので、淡々と登ります。

宮ヶ瀬湖側から登ったことは無いのですが、青野原の橋のあたりが一番低くて、そこから峠に向かっての登りの方がロードバイク乗りにはポピュラーなコースらしい。

 

道志みちとの合流地点。こっち側から牧馬峠に行ったことはないので、目印として覚えておこう。

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宮ケ瀬湖畔に出て、やまびこ大橋を渡って右折。

次の目的地は「半原越」。

清川村役場方向に下った後、リッチランドというキャンプ場の入り口を左折します。


ここは法輪堂林道という名前の林道です。

国道412号と、神奈川県道64号の間、こんなコンパクトなエリアにこんな道があるとは…、そんな印象の道です。

登り下りはそれほどヘビーではありませんが、そこそこ距離のある林道が近場にあるとは意外でした。

峠にあたる場所、登山道との分岐のところに「半原越」の案内板がありました。

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清川村側の法論堂林道は、落ち葉が多くダウンヒルには怖そうな道、愛川町側の南山林道は、道を横切る水路の蓋の段差が大きく、これまたダウンヒルは気を遣います。結局どっち側から登っても、下りは気持ちよくなさそう。

 

愛川町側は入り口が分かりづらいです。ある程度進めばこんな感じで小さな案内板があります。

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帰りはすっかり暗くなってしまいました。

普通のメガネを持って行くのを忘れてしまって、サングラスだけだったのでゆっくり走行して帰宅。 

 

99km、累積標高1,593m

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奥多摩周遊道路→松姫峠

土日祝日に1日がかりのサイクリングができることは滅多に無く、これまでほとんど平日に休みをとって出かけていました。

予定外に日曜まるまる一日を自分の予定に使えることになって、次回サイクリング用に計画を温めておいた、奥多摩方面に行ってみることにしました。

 

奥多摩方面は自動車でも滅多に行くことはない、妻と結婚前に日原鍾乳洞に行ったことがあるぐらい。土地勘は全く無いです。

当時は五日市と青梅を通ったような気がする。

地図を眺めていたら、R411を通って奥多摩湖まで行くなら青梅が起点、奥多摩周遊道路を通るなら武蔵五日市が起点になるらしい。

今回はヒルクライムコースで有名な奥多摩周遊道路を通るために、R129を橋本まで、そこから町田街道、高尾街道、秋川街道を通って五日市まで行くことにしました。

 

R129までは宮ケ瀬方向に行くときのいつもの道、座間の座架依橋を通ります。

R129は舗装がデコボコで好きな道ではない、かといって並走する県道も市街地を抜ける信号の多い道ばかりなのでイマイチ。

厚相バイパスは自転車走行禁止ではありませんが、自動車の速度は高いし、今の季節は路肩の雑草がかなり路上にはみ出しているのであまり左に寄れません。

 

橋本五叉路の先、八王子バイパスの手前から町田街道を走ることにしました。

自動車の交通量は減りますが、道は狭いし信号は多いし、後続車に気を使いながら走行。

 

高尾山の近くまで来ると、大学のキャンパスが多いエリアに入り、アップダウンは多くなるものの、路肩が広くなって非常に走りやすい。

 

高尾駅を過ぎて、元八王子という地名のあたりは更に路肩が広がり、狭い車線になっている。たまたまこの時間は路上駐車もなく自転車にとっては非常に快適だ。

 

秋川街道に入ると市街地から離れてちょっと田舎っぽくなる。

 

五日市の市街地に入るとコンビニが右側に2件ほどある。以降補給場所は自動販売機ぐらいしか無いらしいので、ここで食料を調達しておく。

 

コンビニを出るときに年齢層の広そうな6台のロードバイクが一列で走っているのが見えた。ガチっぽく無いのであれに付かせてもらおう。

 

自分のバイクは実用性無視、自己満足と雰囲気重視のブルホーン+DHバーなので、集団走行には向いていない。基本的に単独走。

たぶん後ろにこんなバイクに付かれたらイヤな感じがするだろうから、路上で先行車に追いついてしまった場合は同じような速度ならかなり距離を保つことにしているし、速度差がありそうなら無理してでも追い越す。

 

檜原村役場まではゆったりとしたアップダウンが続く。

役場近くの橘橋を左折すると、ちょっとだけアップがきつくなる。

極端な急坂は無く、ゆったりじわじわ登る感じ。

 

しかし周遊道路のスタート地点(以前の有料道路時代の料金所)はどこなんだろう、とにかく距離が長い。

また、腰を下ろせるような休憩地点がほぼ無い。

数馬の湯と、その先のバス停でちょっと休憩。

 

九頭龍というところを過ぎたらようやく「奥多摩周遊道路」のゲートに到着。

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ヒルクライムの大会も開催されるコースなので、道幅は広く、路面も整っている。

斜度はそこそこ、あんまりガッツリコギコギしなければならない場所は少ない。

休日のせいか、やたらバイクが多い。

 

途中乗客をたくさん載せた路線バスが数台追い越してゆく。

都民の森に到着してみると、さきほど追い越していったバスの乗客らしい、たくさんの登山者、トレッキングやトレイルランの人たちが準備をしていた。

駐車場の奥にロードバイク用のラックも用意されている。

ここでカレーパンを食す。

 

都内の道路最高地点である風張峠はもう少し先。

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 ちょっとした駐車場の反対側にこんな目印があるだけなので、見逃してしまいそう。

 

峠から奥多摩湖方面はひたすら下り。

さっきまでせっかく登ってきたのが勿体無くなるくらい、湖まで一気に下る。

しかも湖までは結構距離がある。道を間違えたんじゃないかと心配になるくらい、かなりしばらく下る。こっち側から登るのも面白そうだね。

 

湖畔まで下りてきて、国道139号と交差する端の手前で少し休憩。

橋を渡ったら小菅方向に左折します。

まだ午前中であったが、一旦体をリセットするために小菅の湯で少し休んで、昼食を採る。

トレイルランの大会をやっていて、小菅の湯を出たときにちょうど1位の選手がゴールしていた。

 

小菅の湯を出発してしばらく、道路工事をやっていた。

松姫トンネルというのができるらしく、その小菅村側の出口との接続の工事らしい。

またこのあたりに上野原への分岐があります。そっち方向には鶴峠というこれまたヒルクライムで有名な峠がある。

 

このあたりから本格的な上りが始まります。

とにかくずっと登りっぱなし、ちょっと下りや平坦路すら無い、GarminのElevation(標高)とTotal Ascend(獲得標高)が完全同期している。

ずっと6%から8%ぐらいの登りが続くが、峠が近づくと10%近くの登りが何箇所か現れる。

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峠で上野原に住んでいるという方とちょっと話をした。

ちょっと下ったらP3にエアロヘルメットで登っている人とすれ違う。

その後ミニベロで登っている人、クロスバイクで登っている人ともすれ違う。

 

印象的なのは、峠近くで合った人、漏れなく思わず互いに笑顔になってしまうことだな。あまりこんな経験無い、とにかく達成感のある峠。

 

下り途中のダム管理センターで休憩。

さらに下ってR20の出口あたりに猿橋という景勝地があったが、その時点ではよく分かってないので通りすぎてしまう。

 

上野原あたりで後輪パンク。さっき踏んだ大きめの石のようだ。疲労が溜まってきて、路面の状況に無頓着になってきている。良くない兆候だ。

先日葉山でパンクしたとき、CO2インフレータを使ってエアを入れた後、バルブエクステンダを外そうとしたら、チューブのバルブコアごと外れてしまったため、今回はこれまで教訓を生かしつつ慎重に、迅速に作業する。

エクステンダはTopeak製。普段は外してツールボックスに入れている。エクステンダは必要以上に締め込まなくても空気は漏れない。

CO2ボンベ用のインフレータはTNI製を使っている。バルブに締め込んで空気漏れを防ぐ構造。 

 今回は失敗も無く、念のためエクステンダは付けっぱなしで走り始めます。

TNI CO2 ボンベセット(バルブタイプ)

TNI CO2 ボンベセット(バルブタイプ)

 

 

209km、獲得標高3,100m。

早めの休憩が効いたのか、後半もダレずに走れた。

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