まず最初にモバイルプラザのWebページにあるFAQで、Clie DesktopとHotsyncさせようとしたんだけど、ドライバがCD-ROMから見つからなくて失敗。TXではこの方法は使えません。
次に、CLIE Desktopに上書きする形でTX付属のPalm Desktopをインストール。
Palm TXに付属のPalm DesktopのバージョンはVer.4.2。
このバージョンの日本語化はまだ公開されていません。(実はレジストリの変更のみである程度日本語化できる模様。後述)
この状態でPalm TXのHotsyncは正常に行えました。TH55のHotsyncも問題なし。
肝心のPalm Desktop上の表示は左側のペインは文字化けしますが、右側のペイン、たとえばメモの中身は日本語が表示できています。
「それでも私はPalmを使う」ではPIMデータの移行にOutlookやAgendus for Windowsを使う方法が紹介されているんだけど、幸いOffice XPを持っているので、Outlookを使ってPIMデータを移行してみることにしました。
一旦CLIE Desktop、Palm Desktop、Intellisync、Document to Go等をアンインストールします。
続いて、TXのPalm Desktopをインストール。フォルダは旧フォルダとは別にしました。
インストーラの途中で「Palm DesktopとSyncするか、それともOutlookとSyncするか」聞いてくるので、OutlookとSyncする方を選択します。これはインストール後にスタートメニューから変更可能です。
Palm TXのPalm DesktopはIntellisync相当のコンジットが予め含まれているのか、特にほかにインストールする必要はありません。あとDocument To GoのWindows側アプリもインストールしておきました。
この状態でまずTXをホットシンク。PIMデータはOutlook側に流し込ました。
おっと、その前に、Outlookのプロファイルは予め作成しておくこと。
Hotsync中は過去のリマインダのアラームが大量に表示されたので、そのつど全部消します。
カレンダーのSynsはそれなりに時間がかかりました。
続いてTH55をHotsync。ちゃんと"Sony Handheld"と認識されています。
いくつか重複したアイテムが発生しましたが、そのつど消して、何度かHotsyncしているうちに重複は解消しました。
Palm Desktopにおいて、Clie側には不要なコンジット、たとえばVersaMailとか、がいくつかSyncする設定になっていますが、それはSyncしない設定に変更しました。
ここまでやって、実はレジストリを変更すれば、Palm Desktopの表示フォントを変更できることを発見しました。
HKEY_CURRENT_USER\Software\U.S. Robotics\Pilot Desktop\Core
の以下の3つのキーを好みのフォント名、たとえば"MS Pゴシック"に変更
FontCard
FontGeneral
FontUser
フォントが少し小さいので、"FontSizeGeneral"の値を、大きな値に変更。"13"くらい。
「カテゴリ」の部分の文字化けは直らない以外はほぼ大丈夫そうです。
とりあえず、しばらくTH55とTXの2台持ちを続ける予定なので、結局Outlookで同期する方法に戻しました。