巌道峠
道志村とかつての秋山村(現在の上野原市秋山)の間に巌道峠という激坂があるのを知って行ってみました。
国道413号(通称道志みち)と山梨県道・神奈川県道35号(四日市場上野原線)の間には道志山地が横たわっていて、行き来が自由ではありません。
それぞれ何度か走っていますが、四日市場上野原線からは一旦都留まで行って道坂峠を越えないと道志みちには行けません。
そういう主要道路の間をつなぐ細い道や林道を探すのが楽しみでもあるのですが、道志村久保の付近から秋山に抜ける道を見つけて、調べてみると途中に巌道峠という峠があるのを知りました。
具体的な入口については、こちらの記事を参考にさせていただきました。
Gooleマップで見ると、道志村野原のあたりから、秋山カントリークラブの南東を走って上野原秋山に抜ける道があるのが分かります。
しかしGoogleマップに載っているのは道志村側は新しくできた「野原林道」のみ。Googleマップのマイマップにあった巌道峠のマップはこの新しい野原林道の方です。
ロードバイク乗りの間で激坂として知られている「久保秋山安寺沢林道」はGoogleマップには載っていません。
古い記事ではこの久保秋山安寺沢林道は途中ダート路面だったそうですが、2017年4月現在全面コンクリートでした。
圓福寺を過ぎてしばらく走った右側に大きな屋敷があるので、久保秋山安寺沢林道も道路維持は続いているっぽいです。しかし野原林道ができて以来、こちらの久保秋山安寺沢林道は忘れられる運命にあるのでしょう。
肝心の入口ですが、青野原方面から走ってきた場合、久保のつり橋の先に入口があります。
久保のつり橋はトイレがあるのでご存知の方は多いはず。ここで休憩と補給、
少し走ると「みなもと体験館・道志久保分校」という分校跡が右側にあり、すぐ後に「圓福寺」の看板が見えたら右側の道が入口です。
よく見たら「巌道峠」の方向表示板もありますね。
スタートから峠まで足つき無しで頑張ったため、この区間写真は無しです。
何軒かの民家の間を過ぎた後、看板のあった圓福寺の参道が右手に見えました。
路面が峠手前の野原林道との合流地点までずっとコンクリートです。
落石や落ち葉が多めです。
またガードレールが無い区間がほとんどで、かつ道を外れるときつい斜度の崖なので、正直ソロ走行は勧めません。事故って意識を失ったら気付かれることは無いでしょう。
最も斜度のキツイ区間はGarmin読みで18%くらい。右膝が痛い。
11%くらいの区間に差し掛かるとなんとか楽できる、といった具合。
それでも全体の距離は短いので、なんとか心折れずに登れました。
2~3年前の記事では閉まっていたゲート。この日は開いていました。
この写真の奥が道志村側です。少し進むと野原林道と秋山久保安寺沢林道の分岐があります。
峠に到着。
秋山村側の安寺沢林道は一部エグい斜度があるものの、全体的には道志村側より穏やかな斜度であり、里山の中を走る結構良いルートだと思います。
安寺沢で見かけた方向表示板。
秋山から藤野の方を目指して走行中。急なにわか雨。
秋山を走っている頃からポツポツ予兆はあったので、「急な」というほどゲリラ的ではなかったのですが、結構な雨量だったので、牧野付近の廃業したガソリンスタンドで雨宿り。
雨レーダーで調べてみると、1時間ぐらいは雨雲が切れなさそうだったので、ちょっと先の藤野やまなみ温泉まで雨の中を少し我慢して走って、休憩することに決定。
藤野やまなみ温泉にはサイクルラックがあります。また館内の売店ではTeam UKYOのグッズが売ってます。
温泉に入った後、食堂で補給。
リフレッシュ後、藤野やまなみ温泉のすぐ横の下り坂を下りて牧馬峠方面に走ります。
FCRを買ってまだすぐ、まだフラットバーハンドルとフラットペダルの頃に初めて「峠」と名の付く峠を走ったのはこの「牧馬峠」。
その時は相模湖側から登りましたが、今回同じく相模湖側から登ります。多分3回目。こんなキツかったかな、この坂。
宮ケ瀬湖畔で休憩後、土山峠経由で楽して帰宅しました。
冬の間平地オンリーで怠けてたせいだな。距離と獲得標高のわりには疲れました。
東京湾一周2017(外房経由)(時計回り)
(この記事は2017年3月19日の東京湾時計回り一周を思い出しながら2018年9月に書いてます。)
2016年の5月に外房周りの東京湾一周をしてますね。これは九十九里浜に行ってみたいと思って引いたルートです。
半時計回りは久里浜-金谷間の東京湾フェリーを午前のうちに乗るので日帰り前提ではタイムリミットが無くなるのはいいのですが、帰りの都内-川崎区間が思いっきり帰宅ラッシュと重なるのが難点です。案の定渋滞と雨に悩まされました。
時計回りはフェリーの時間がタイムリミットになりますが、コースを引いてみて、最終便までもかなり余裕がありそうだったのでチャレンジしてみました。
スタートは5時13分。既に予定より遅い。
昼の間は気温が上がりそうだったので、半袖ジャージにアームカバー、ショート丈ビブタイツにレッグカバーでした。
都内までは中原街道をひたすら。信号で止められて思うようにペースが上がりません。
東京タワー近くを通り、皇居近辺から日本橋経由、葛西橋を渡って浦安付近から湾岸道路に入ります。
湾岸道路付近はいつも走るルートに悩みます。湾岸道路は基本的に自転車は走れるのですが、橋の部分は自転車走行禁止のことが多いです。
また道交法としての自転車走行禁止の道路標識は見当たらないのに、自転車走行禁止の立て看板だけある箇所もあります。
なんとか歩道や周囲の一般道を駆使して南船橋付近から千葉県道15号。
稲毛海浜公園で休憩しようと思ったら、マラソンイベントがあるらしく周囲の道路が通れなかったのでウロウロしてしまって時間ロス。
2016年5月の東京湾一周では白里海岸から大網街道を通って千葉市内まで走ったのですが、自転車走行禁止の外房線を越える陸橋が多くてたびたび小休止を強制される。
今回は東金街道で走ってみます。
千葉市内は自転車にやさしい道だね。中心部は自転車専用レーンが整備されています。
東金市を過ぎてから「九十九里東金有料道路」という道があるのを知りました。調べてみると自転車走行OKのようです。
20円払って九十九里東金有料道路を走ってみます。
自転車走行可とはいえ、自動車は高速道路のつもりでかなりスピード出しています。
途中のパーキングエリアっぽい単なる駐車場で休憩。
有料道路を下りてすぐの九十九里ビーチラインに到着。
鴨川までひたすら南下です。
鴨川から長狭街道経由で保田までショートカット。道の駅保田小学校で小休止。
保田から金谷港までは渋滞。18時台の便には間に合わず、19時の便に乗ることができました。この日は通常ダイヤの最終便である19時台の便の後にもう1便臨時便を出していたようです。
眼鏡とロードバイク
これまで
自転車に乗るときは、眼鏡市場のスポーツ用サングラスを使っていました。
これは5年前にFCRを買おうと決めた後、納車される前、自転車用とドライブ用に買ったものです。
別に自転車用に使っても特に不便は感じていなかったのですが、ノーズパッドが普通の眼鏡と同じ材質/構造なので、本当の意味でのスポーツ向けサングラスでは無いですね。転倒したとき、顔面を守ってくれなさそう、ノーズパッドで鼻を怪我しそうです。
しかも、もうコーティングがボロボロで、視界がまだら模様です。
転回点…にはならなかった出来事
3年前、バレーボールの試合中に右目を怪我しました。
ブロックの際にスパイクをモロに顔面で受けてしまい、右目に「網膜裂孔」という怪我を負いました。網膜が剥がれてしまい、そのまま放置すると網膜剥離する可能性のある怪我です。
試合中はコンタクトが落ちただけだと思って、次の試合は普通にプレーしていたのですが、帰りのメンバーの車の中で、右目だけ見え方が違っているのに気が付きました。視界にものすごいたくさんのツブツブが見えます。後から医師に聞いた話では、剥がれた網膜から出血して、硝子体の中に広がった赤血球が見えていたらしいです。
その日のうちに眼科に行って、レーザーで剥がれた網膜の周囲を焼いて、網膜をそれ以上剥がれないようにする手術を受けました。剥がれた箇所が視界の外なので、後遺症は無かったです。
その後医療保険と傷害保険で結構な額の保険金をもらったので、ちょっとイイ度付きサングラスを買おうと思ったのですがそこで問題が。
当初Oakleyのロードバイク用サングラスを買おうと思ったのですが、Oakleyの純正度付きレンズは、あまり度の強いレンズを作れません。
サングラス専門店ではオリジナルで度の強いレンズを入れてくれるところもあるのですが、その時点ではそこまで情報を得ておらず、結局諦め、自転車用サングラスは眼鏡市場のサングラスをそのまま使っていました。
Coolensの度付きサングラスが安いぞ
ある日電車の中で、Coolensの度付きサングラスの車内吊り広告を見つけました。フレーム自体はイオンで売ってたEllesseのサングラスに似てるぞ。でも度付き対応は+2,500円でできるというのは非常に魅力だ。
早速数日後に新宿のCoolensに行って作ってきました。
当初カラーはホワイトにするつもりでしたが、店頭で見て写真のカーボン柄のやつにしました。
インナーフレームタイプなので、通常の眼鏡に比べてレンズが目に近い位置になります。
フィッティングの際に、睫毛がレンズに触れないか確認するよう言われました。
レンズに睫毛が触れるようであれば、より屈折率の高いレンズにした方が良いそうです。
いつも眼鏡を作るときはその時点で最も屈折率の高いプラスチックレンズにしていますが、このようなインナーフレームタイプのサングラスであればレンズの厚みが横から見えることは無いので、気にする必要はありません。
特に睫毛にレンズが触れることは無かったので、追加料金なしの標準レンズで作ってもらいました。
本体5,000円+度付きインナーフレーム2,500円の7,500円、税込みで8,100円でした。
付属する交換用レンズは5枚。
奥から
- イエローミラー、濃度32%
- クリアミラー、濃度42%
- スモークミラー、濃度76%
- 偏光ブラウン、濃度82%
- 偏光グレー、濃度84%
です。
今日は偏光グレーと、日が暮れた時用にクリアミラーを持って走りに行ってきました。
偏光グレーは結構な濃度ですが、真夏の快晴の太陽の下では結構周囲は明るく見えます。
何よりこれまで使っていたサングラスはコーティングがボロボロなので、視界がクリアなのが非常にうれしいことです。
インナーフレームは普通の眼鏡と比べても小さめですが、目に近い位置にあるので、それほどフレームの小ささは感じません。
ただ自転車に乗る際に後ろを振り返って後方の車を確認するような場面では、やはりインナーフレームのレンズから視界が外れやすいです。
もともと2眼タイプのサングラスを使っていたので、後方を確認する際はかなりしっかり首を後ろに向ける癖がついているので、それほど使いづらいとは感じませんでした。
ホントはここ最近はOakleyのロードバイク用サングラスを度無しで買って、コンタクトレンズで走ろうかな、と思っていましたが、レースはやらないし、ロングライドでも楽そうなので、これで十分な感じです。
auからMVNOに切り替えたのでメモ
これまでauで、
の契約をしていました。
長男はイオンモバイルで契約していたのですが、そっちでも問題なさそうなので、自分と妻の契約もイオンモバイルに切り替えました。
そのメモです。使い勝手などは随時追記します。
前準備
au契約のiPhoneは、auのMVNOでないとSIMを差し替えても使えないので、ほとんどの場合SIMフリー端末に買い替える必要があります。
妻はイオンモバイルで安いスマホを購入、自分はApple StoreからSIMフリーiPhone SEを購入することにしました。
iPhone SEは今では申し込み後2日ぐらいで届きます。スペースグレーの64GBを購入しました。
MNP
妻はauの電話番号をMNPで引き継ぎたいので、事前にauに電話をしてMNP予約番号を発行。
自分は引き継ぎたくないので新規で契約します。auは今月中に光回線と次男の契約を残して解約。
当初平日に妻だけイオンに行って契約しようとしましたが、MNP元の契約者が同行しないとMNPによる契約ができないとのことで、週末に2人で行って契約しました。
アプリ移行
自分はiPhoneからiPhoneの移行なので、iTunesを使ってバックアップ→リストアで移行完了です。
iPhone SEが届いてからSIMを契約するまでの数日は、SIMフリーなiPhone SEにauのSIMを刺して使っていました。
日本国内でAppleが販売しているSIMフリーiPhoneはあらかじめ日本国内メジャーキャリアのAPNが登録済みらしいとのことで、auのSIMは特に何もせずに利用できました。
イオンモバイルでSIMを渡された後、「差し替えは自宅でご自分でお願いします」と言われました。
イオンデジタルワールドの動作確認端末のページからiPhone向けのAPNプロファイルをダウンロードできます。
WiFiがあればその場で差し替え・切り替えができますが、どうやら自宅で切り替えなければならないようです。
自宅でSIMを差し替えた後、WiFi経由でAPNプロファイルをダウンロードして、docomo回線でLTEをつかみました。また自動的にVoLTEが有効になっています。
妻はiPhoneからAndroidへの移行なので、メールアカウントやらLINEやらは個々に移行しました。
LINEに登録していたメールアドレスがauのキャリアメールだったので、当初すんなり移行できず。移行元のiPhoneでGmailに登録しなおして、無事に移行できました。
位置情報サービスの移行
長男はAndroidスマホなので、Web版のAndroid Device Managerを使って居場所を調べていました。
妻のAndroidにアプリ版Android Device Managerをインストールすると、自分自身の他にゲストログインができたので、これで位置検索できます。
自分のiPhoneからは引き続きWeb版Android Device Managerを使います。
Google+を使えば位置情報を共有できるようなのですが、iPhone版の最新のアプリ版Google+は位置情報共有をオンにする機能が削除されているとかで、まだうまく使えていません。
次男のマモリーノは、これまでauの安心ナビを使っていましたが、どうやら安心ナビはau携帯電話契約ともう1回線契約していないと使えない様子。
そこで、安心ナビは退会して、マモリーノの機能を使って位置情報を送ってもらうことにします。マモリーノのアドレスに「通知開始」という件名のメールを送ると2分おき、2時間にわたって位置情報のメールを送り続けます。「通知終了」というメールを送れば終了します。
東京湾一周2016(外房経由)(反時計回り)
一昨年初めて東京湾一周にチャレンジしてから、毎年東京湾一周を走っています。
初回は2014年6月4日。一旦横浜に出てから第一京浜を通って都内に入るルート。219km。
2回目は2015年5月2日。中原街道経由のルート。226km。
いずれも時計回りで金谷からフェリーに乗るので、アクシデントに備えて金谷まではあまり長い寄り道はしていません。
その代わり金谷の手前でゆっくり食事と温泉に漬かっているので、かなり時間は余裕があるんですよね。
今回は少し距離を伸ばして外房を通るルートで、しかも反時計回りです。反時計回りの場合帰りのフェリーを気にする必要が無いので時間的な余裕はあるのですが、午後から都内と川崎を通過する必要があるため、渋滞はどうしても避けられません。
次の日予定も無いので、まぁ何とかなるでしょ。
久里浜港まで
自宅からだと、境川CR経由で江の島に出てから、逗子まで海岸沿い、三浦半島中央道路を通るルートが楽なのですが、実は最短ではない。
横浜環状4号経由で六浦からR16に入る平凡な経路が実は最短。早朝はこっちの方が早そうなので、始発のフェリーに乗る際は最近はこっちのルートを使っています。
ちなみに帰宅時に同じルートを使うと、夜の朝比奈峠と相武トンネルは交通量が多く道も狭いので危険。
横須賀市内はかなり信号につかまりますが、約40kmを2時間弱で久里浜港に到着。
フェリーに乗ったらカレーパンで朝ごはん。
金谷-保田
金谷港に到着後、すぐに出発。南に少し走ると保田というところに「道の駅 保田小学校」があります。これは廃校になった小学校の校舎をそのまま生かして道の駅にしたところです。
まだ時間が早いので、お店は開いていません。
長狭街道
保田から鴨川に真っすぐ抜ける街道は「長狭街道」という名前が付いています。
房総半島内はこういった内房と外房をつなぐ道が分かってくるとどんどん行動範囲が広がってくる。
この道は2016/3/16に南房総を走った時(未執筆)に、鴨川から金谷にショートカットするのに使いました。今回は鴨川方面にショートカットするために逆方向に走ります。
上記地図はカシミール3Dから切り出しました。
「横根峠 152m」がこの街道のピークです。保田側3分の1ぐらいのところにあります。集落の間をアップダウンしてる間に峠は越えて、鴨川までゆったり下りの道です。
外房に出たら勝浦方向に走りたいので、少しショートカットするために長狭街道を「田原交差点」から左に曲がり県道181号線を走ります。
外房黒潮ライン
国道128号線との合流に出ると、上をバイパスが走っています。
県道181号線からこの地点に来ると素直にバイパスに乗ることはできないのですが、
後からストリートビューで確認したら自転車は走行禁止の道でした。
勝浦まではしばらくトンネルの多い道を走ります。この日は東風のち南風という天気予報、午前のうちは東風が向かい風になって辛い。
勝浦駅の近くにくるとまたバイパスがありました。
ここは自転車走行禁止ではないのでバイパスを走ってみましょう。
緩いアップダウンはありますが路肩も広く、地元っぽいロードバイク乗りも走っていたので、お馴染みの道なんでしょう。
いすみ市に入ったあたりから国道128号線はまっすぐ北上する道になり、東風を真横から受けます。
真横からの風は均一に吹く風であればむしろ大歓迎です。体感する風は強いので逆風のような感覚になるものの、なぜかスピードは乗る、という変な感覚になるため、乗ってて楽しいです。
九十九里ビーチライン
さてようやく九十九里浜沿いを走る九十九里ビーチラインまで来ました。
サーフショップが点在する平坦な道を走ります。天気が良ければさらに快適だったんだけどな。
一宮海岸というところ。河口が近かったので、県外の人がイメージする九十九里浜のイメージの景色とはちょっと違った。
続いて白里海岸。こちらは両側に砂浜が続く景色が広がって、これこそ九十九里浜、って感じの場所でした。
ちなみに自転車は通れない九十九里浜有料道路は2016/4/1から津波対策のため通行止めになっていました。
大網街道
白里海岸から県道83号⇒県道20号(大網街道)を走ります。
途中、自転車走行禁止な陸橋が2箇所あり。
1箇所目、
北側の側道に渡って、横断歩道。
2箇所目、
南側の側道に入って陸橋をくぐってから歩道橋。
もしくは誉田駅北口を越えて踏切を渡ってもいいかも。
このあたりからずっと狭い市街地の間の道で渋滞続き。なかなか先に進みません。
14:48ようやく稲毛海浜公園。
大網街道はなかなか走りづらかった。ようやく幕張。あとは自転車ナビで広い道を選んで帰ろう。
— 野暮研(Yaboratory) (@yaboratory) 2016年5月6日
ここから最短距離で帰りたいので、自転車ナビを起動してナビ通りに走ります。
しかも途中から雨が降ってきたので、スマホをリュックのショルダーベルトに取り付けた携帯電話ケースに入れて、音声ナビだけで走ります。
ちなみに携帯電話ケースはdeuterのやつです。iPhone 5Sは入ります。6は無理。
湾岸道路(R357)は自転車走行可能ですが、船橋-行徳間は左からの合流もあって怖い!
途中から歩道も駆使して行徳からは市街地を走ります。
やなぎ通りから旧江戸川を越える橋は車道自転車走行禁止。
Google Street Viewだと普通に見やすい標識ですが、実際はもっと薄汚れていて色もかすれていて直前で気が付いた。歩道を走りましょう。
新橋-五反田と走って新丸子のあたりからは中原街道を走ります。
このあたりは雨も強くなってくるし、Garmin Edge 500はバッテリー切れるし、休憩多めでゆっくり走りました。可能なところは無理せず歩道を走行。
帰宅したのは20時過ぎ。やっぱり夕方以降都心に近い道を走るのは辛い。しかも雨で都内から自宅までのペースは非常に遅かったです。お疲れ様でした。
激安Windows 10タブレット
特に用途も思いつかないまま、安いというだけで中華なWindows 10タブレットを買ってみました。
購入したのはBanggood.comという中華ガジェットショップ。
Banggood.comからの購入方法などは以下の記事を参考に。
海外通販は原則Paypalが使えるところしか使わないのですが、ここはPaypal対応していますので、トラブル遭遇時のリスクヘッジのためPaypal利用を推奨します。
クーポンを利用して9,078円で最新のIntel Atom x5-Z8300搭載のWindowsタブレットが手に入りました。
3/19に注文して、到着は4/9、ほぼ3週間かかっています。
最新は海外通販でも注文から到着まで数日ということが多いので感覚がマヒしていましたが、国際郵便だとこんなもんですね。送料無料だったし。
到着後、さっそく電源を入れてWindows 10をセットアップしてみましたが、途中で再起動してしまったWindowsセットアップが終わらないという事象発生。
何度も見たこの画面…。
同じ製品のAmazonのページのレビューより、初期設定に失敗するケースがある旨が既に事例として多数存在するようです。
当初サポートデスクとやり取りしてセンドバック対応をしてもらう予定だったのですが、一般にこの手のタブレットは内蔵HDD(eMMCですが)に回復パーティションがあって、そこから初期化ができると思い、Type-C USBハブとUSBキーボードを接続して、BIOS画面を起動、いろいろいじってたら詳細ブートオプションに入った!
これはWindows 7までの「F8」起動に相当するものだが、Windows 10の場合、F8起動は通常無効にされている。
Windowsが起動しない状態で、どうやってこの画面に辿り着いたのか全く不明。
Windows 10の初期化を実行したところ無事完了。
再起動後にセットアップを実行したところ、正常にWindows 10セットアップが完了しました。
ちなみに、BIOSはAMI製のやつが載ってますが、製品向けにカスタマイズを一切していないと思われ、かなり細かい設定までいじれるようになっています。
USB Type-C
他の同価格帯の中華タブレットと比較して、この製品はUSB Type-C端子という点が一つのアドバンテージです。
USB Type-Cは、PD(Power Delivery)という、USBホスト機能と、USBを経由したデバイス本体の充電が同時利用できるという規格です。
これに対応したUSBハブはまだまだ数が少ないですが、既にその必要性を感じています。
一方で、Type-C端子のケーブルやハブはまだまだ選択肢が少なく、しかも価格がこなれていません。
PDには対応していないバスパワーハブを購入しましたが、2,499円でした。
同じAnkerのUSB3.0ハブ(A端子)だと半額くらいです。
Anker USB-C 4ポート USB3.0 ハブ USB-CタイプMacBook, ChromeBook Pixel 他対応 (シルバー アルミニウム)
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ケーブルも高いですね。自宅用のほかに持ち運び用に一つType-Cのケーブルを購入しましたが、1,000円以上します。
PDの必要性についてですが、充電が必要なほど、長時間外部のデバイスを繋ぐことは無いと思ってPD非対応のUSBハブを買いました。
実際特に不便はしていないのですが、一つだけ、Windows 10の回復ディスクを作ろうとしたのですが、これがすんげぇ時間がかかる。
スリープしないように電源設定を変えて試しているのですが、バッテリーがどんどん減ってゆくので、この時ばかりはPD対応のUSBハブがほしいと思いました。
タブレットとしての使い勝手
この製品固有の話ではなく、Windows 10タブレットの一般的な使い勝手としての話。
iOSはApple自身が作るハードウェアデバイス上の動作に限定されるので、インターフェースの使い勝手はデザインの範囲内ですが、WindowsやAndroidタブレットはデバイスによって画面の大きさや解像度は異なるので、果たしてストレスなく使えるのか?という疑問がありました。
結論として、①iOSに比べて多少の慣れは必要とする、②ストアで配布されているWindows10に最適化されたアプリは快適だが、そうでないアプリは操作性に難あり、と思います。
まずiOSとの操作性に関する比較。
iOS、とAndroidもそうだと思うのですが、基本的に画面上のアイコンやボタンにタッチするときに、タッチする位置は結構無頓着でも大丈夫なようになっています。
Windows 10のタブレットモードの場合、タッチした場所が分かるように軌跡が表示されるのですが、そもそもタッチ位置が分かる表示がされるということは、タッチ位置を把握していないと操作しづらいケースがあるということです。
一部のアプリなど、タブレット利用を想定していない場合、ボタンが小さくて、かなり狙いを定めてタッチしないと思うように操作できないケースがあります。
製品固有の話
全面パネルはアクリル製で、しかもコストの安いものを使っているようで、端の方が歪んでいます。
アクリル製なので傷防止のため保護フィルムは必須と思うのですが、パネルが歪んでいるために保護フィルムがうまく貼れないケースがあるようです。
そのため、もともと貼ってあるフィルムは怖くてはがせません。しかも気泡やホコリ入りはデフォです。
内部構造はほぼリファレンス基盤どおりでしょうから、コネクタとか、バッテリーとか、スイッチとか、そういった個別設計のコストカットの対象になりそうな箇所から壊れそうな気がします。
とはいえ、10,000円以下のWindows 10タブレットですから、品質が低いのは最初から承知。普通に使いたければ国産メーカーのモデルを買えばよいだけで、あくまで激安モデルをお遊びで買いたいなら最適でしょう。
和田峠⇒鶴峠⇒松姫峠⇒風張峠
冬の間は平地ばかり走っていましたが、4月に入って最高気温が20度を越える日も多くなり、山の季節がやってきましたよ。
天気の良い日を狙って、奥多摩方面のコースを計画してみました。
計画時のコースは以下。
激坂と噂の和田峠はぜひ走ってみたかったし、鶴峠は小菅側から、奥多摩周遊道路は五日市側から上ったことがあるので、その逆コースもぜひコースに入れたかった。
松姫峠は両側から登ってるし、大月側がずっと通行止めで折り返しになるので、時間があれば行ってみる、という程度のオプションで考えてました。
出発
5時半起床の6時半出発。すでに外は明るくなっており、ロングライドのはずなのに出発は遅め。
厚木と海老名の間の相模大橋から相模川右岸の道、一部県道511号を走って津久井まで走りましたが、平日の通勤時間帯にここを走るのはちょっと失敗だったな。
土日の朝はここを数回走ってますが、平日は普通車も大型車も多いし、路肩も狭いので走りづらい。
なんとか耐えて津久井から県道48号、続いて町田街道を走ります。
拓殖大学のあたりから道路が広くなって走りやすくなります。
八王子霊園のそばを通る美山通りに入り、陣馬街道に分かれる交差点のコンビニで休憩と補給食の仕入れ。
今回のコースは途中にコンビニは皆無だし、平日で観光地の飲食店の類は期待できないことを想定して、ここで食料を買っておきます。あとリュックに結構大量にエナジージェル系を入れてありました。
陣馬街道
陣馬街道の起点は八王子市内の甲州街道との分岐ですが、この美山通りとの交差点までは市街地で、ここから先は田舎道っぽいはず。
この日は快晴で、緩やかな登りが続く街道は走ってて非常に気持ちがよい。走ってて気持ちが良い道は止まるのがもったいないので、写真がありません。
陣馬高原下のバス停までは斜度もゆったりで、道も広め。そこから先は道幅がぐっと狭くなります。
山登りのご老人が多く歩いており、なんかやたら声をかけられまくる。
斜度が高いのはつづら折りのあたりからですかね。
でも「激坂!」とかよく紹介されているのはつづら折りの内側の写真なので、全体の距離が短いこともあって、ゆっくり登る派にとってはあまり激坂という印象はありませんでした。
基本的にずっとシッティングで登っていって、ダンシングが必要な個所は1箇所あったぐらい。
ここの峠の茶屋は自転車も有料であることは知っていたので、茶屋に用事は無かったのでそっち側には近寄らないようにして記念撮影。峠そのものは景色が良い場所では無いので長居する場所でも無いね、まだ先があるし。
上野原方面に下って、上野原のゴルフ場の間を通る道を走る。
上野原カントリークラブとレイク相模カントリークラブの間の道で、こんなふうに唐突に真正面に富士山が大きく見えました。
鶴峠
鶴峠は去年10月に1週間だけ松姫峠の大月側が開通したときに、帰りに通っています。
小菅村側から上る鶴峠は、確かに峠近くはつづら折りがありましたが、あまり峠っぽくないような印象でした。
ただ峠から先、甲州街道まではずっと下り基調だったので、上野原側から登るのはしんどそうだな、という予感は感じさせる道でした。
さて和田峠から上野原のゴルフ場近くの道を通ってこの辺は棡原(ゆずりはら)という地名です。ちょくちょく集落の間を通ります。
途中日向ぼっこ中のおばあさんが湧き水の場所を教えてくれました。
途中の公衆トイレと東屋があるあたりで休憩と補給。全体的に食料が足りなかったな、ちょくちょくエナジージェルを補給してます。
上野原側からの鶴峠ですが、集落がある度にアップダウンが結構あって地味に削られる、峠近くも一気に登って、この日は結構北風が強くて峠の間をビュービュー風が通り抜けており、峠っぽい。
小菅村からの登りとは、かなり印象が異なりました。
松姫峠
予定のペースからかなり遅れていたので、完全折り返しになる松姫峠に登るかどうか迷いましたが、過去2回は曇り空で富士山が見えず、今回は快晴で富士山が見えそうだったので、登ってみました。
松姫峠は3回目ですが、1回目に小菅村側から登った時は、峠までの距離感が無くて結構キツかったのを覚えています。
今回は距離感も分かっているので、結構楽に登れました。
途中の道から遠くにチラチラ見える白い建造物。後で調べたら、大寺山の頂上にある仏舎利でした。
松姫峠の小菅村側は7%~9%の斜度が延々と続く峠道で、路面は比較的整っています。
特に去年から大月側の道は通行止めとなっており、乗用車の交通量はかなり減っていると思われるため、自転車には走りやすい道だと思います。
松姫峠からの富士山。初めて見れました。
大月側は相変わらず通行止めです。
元々小菅村側と比べて大月側は路面の痛みが激しかったですし、去年の10月に1週間だけ開通した時点で2つのトンネル(旧松姫トンネル、白草トンネル)の照明は撤去されていました。
もう大月側は葛野川ダムの管理用などにたまに関係者が通るだけで、二度と一般車に開放されることは無いのでしょう。
小菅村を走る
小菅村はちょうど桜が満開の時期でした。空は快晴、ものすごく気持ちよく走れました。
風張峠
奥多摩湖の湖畔で休憩とちょっと補給。
風張峠は五日市側から登ったことはありますが、奥多摩湖側からは初めてです。
前回登った時の峠から湖畔までの長い下りの記憶から、登りは大変そうだな、という予感がありましたが、やはり大変でした。
スマホのマップを見ながらの登りでしたが、とにかく距離が進まない。
何度も休憩したくなる気分を抑えながら、風張峠に到着。
都民の森で休憩するも、時間が遅くてカレーパンが売り切れ。リュックの中に入っていたメロンパンを補給して、自宅までの帰路に備える。
ここで自宅までの経路を自転車ナビで検索したところ、最短距離で74kmという絶望的な距離。結構まだまだあるな。
気を取り直して走り出す。
でも実は都民の森から五日市市内までは20km以上ずっと下り坂。
対して漕がずに五日市市内に到着、帰路を再検索したら残り40km台になってたので、あと2時間くらい走ればよさそうだ。
時間は平日の帰宅時間帯。橋本から先のR16は片道2車線だけど、路肩は狭いし路面も荒れてるので走ってて疲れる。相模原駅のあたりは自転車レーンがあるのだけど、あそこはママチャリがふらふら、歩行者も飛び出してくるので、ロードバイクが走ってよいとこじゃ無いよね。古淵のあたりまで我慢しながら走って、あとは境川CRをのんびり走ります。
町田を過ぎたあたりでGarmin Edge 500がバッテリー切れ。都民の森からずっとバックライトが点きっぱなしだったようだ。
町田から先のGPSログが取れてないけど、おおよそ205km、累積標高は3,200mぐらい。