眼鏡とロードバイク
これまで
自転車に乗るときは、眼鏡市場のスポーツ用サングラスを使っていました。
これは5年前にFCRを買おうと決めた後、納車される前、自転車用とドライブ用に買ったものです。
別に自転車用に使っても特に不便は感じていなかったのですが、ノーズパッドが普通の眼鏡と同じ材質/構造なので、本当の意味でのスポーツ向けサングラスでは無いですね。転倒したとき、顔面を守ってくれなさそう、ノーズパッドで鼻を怪我しそうです。
しかも、もうコーティングがボロボロで、視界がまだら模様です。
転回点…にはならなかった出来事
3年前、バレーボールの試合中に右目を怪我しました。
ブロックの際にスパイクをモロに顔面で受けてしまい、右目に「網膜裂孔」という怪我を負いました。網膜が剥がれてしまい、そのまま放置すると網膜剥離する可能性のある怪我です。
試合中はコンタクトが落ちただけだと思って、次の試合は普通にプレーしていたのですが、帰りのメンバーの車の中で、右目だけ見え方が違っているのに気が付きました。視界にものすごいたくさんのツブツブが見えます。後から医師に聞いた話では、剥がれた網膜から出血して、硝子体の中に広がった赤血球が見えていたらしいです。
その日のうちに眼科に行って、レーザーで剥がれた網膜の周囲を焼いて、網膜をそれ以上剥がれないようにする手術を受けました。剥がれた箇所が視界の外なので、後遺症は無かったです。
その後医療保険と傷害保険で結構な額の保険金をもらったので、ちょっとイイ度付きサングラスを買おうと思ったのですがそこで問題が。
当初Oakleyのロードバイク用サングラスを買おうと思ったのですが、Oakleyの純正度付きレンズは、あまり度の強いレンズを作れません。
サングラス専門店ではオリジナルで度の強いレンズを入れてくれるところもあるのですが、その時点ではそこまで情報を得ておらず、結局諦め、自転車用サングラスは眼鏡市場のサングラスをそのまま使っていました。
Coolensの度付きサングラスが安いぞ
ある日電車の中で、Coolensの度付きサングラスの車内吊り広告を見つけました。フレーム自体はイオンで売ってたEllesseのサングラスに似てるぞ。でも度付き対応は+2,500円でできるというのは非常に魅力だ。
早速数日後に新宿のCoolensに行って作ってきました。
当初カラーはホワイトにするつもりでしたが、店頭で見て写真のカーボン柄のやつにしました。
インナーフレームタイプなので、通常の眼鏡に比べてレンズが目に近い位置になります。
フィッティングの際に、睫毛がレンズに触れないか確認するよう言われました。
レンズに睫毛が触れるようであれば、より屈折率の高いレンズにした方が良いそうです。
いつも眼鏡を作るときはその時点で最も屈折率の高いプラスチックレンズにしていますが、このようなインナーフレームタイプのサングラスであればレンズの厚みが横から見えることは無いので、気にする必要はありません。
特に睫毛にレンズが触れることは無かったので、追加料金なしの標準レンズで作ってもらいました。
本体5,000円+度付きインナーフレーム2,500円の7,500円、税込みで8,100円でした。
付属する交換用レンズは5枚。
奥から
- イエローミラー、濃度32%
- クリアミラー、濃度42%
- スモークミラー、濃度76%
- 偏光ブラウン、濃度82%
- 偏光グレー、濃度84%
です。
今日は偏光グレーと、日が暮れた時用にクリアミラーを持って走りに行ってきました。
偏光グレーは結構な濃度ですが、真夏の快晴の太陽の下では結構周囲は明るく見えます。
何よりこれまで使っていたサングラスはコーティングがボロボロなので、視界がクリアなのが非常にうれしいことです。
インナーフレームは普通の眼鏡と比べても小さめですが、目に近い位置にあるので、それほどフレームの小ささは感じません。
ただ自転車に乗る際に後ろを振り返って後方の車を確認するような場面では、やはりインナーフレームのレンズから視界が外れやすいです。
もともと2眼タイプのサングラスを使っていたので、後方を確認する際はかなりしっかり首を後ろに向ける癖がついているので、それほど使いづらいとは感じませんでした。
ホントはここ最近はOakleyのロードバイク用サングラスを度無しで買って、コンタクトレンズで走ろうかな、と思っていましたが、レースはやらないし、ロングライドでも楽そうなので、これで十分な感じです。