ステムサイドポーチを買ってみた。

トップチューブバッグはFCRにはTopeak FastFuel Tribag(L)、TCXにはFuel Tank(L)を付けています。

特にFuel Tank(L)は容量が大きく、モバイルバッテリーとちょっとした補給食(カロリーメイト的なやつ)は結構入ります。 

トピーク フュエルタンク Lサイズ

トピーク フュエルタンク Lサイズ

  • メディア: スポーツ用品
 

ですが例えば補給食定番の薄皮あんぱんを入れるには少し小さいので、何かいいバッグは無いかと常々思っていました。

Twitterでブルベの人だかロングライド系の人だかがステムサイドポーチを使っているのを見かけて、ちょっと調べてタイオガのやつを購入してみました。 

タイオガ ADV ステム バッグ

タイオガ ADV ステム バッグ

  • メディア: その他
 

上記Amazonの商品ページも、タイオガの公式ページも、引っ張って締めるタイプのベルトになっていますが、実際に届いた商品は3cmぐらい幅のベルクロテープになっています。

公式ページの写真の角度からは実際の取り付け位置が分かりづらいのですが、ベルトが「横パイプに巻く方向」と「縦パイプに巻く方向」に2つ付いており、ハンドルとコラム(ステムではなく)に固定する方式になっています。

https://tiogajpn.com/images/products/bag/bag40600_02.jpg

ベルクロテープの幅が3cmぐらいあるので、コラムスペーサーの幅が3cm程度無いと取り付け困難です。グラベルロードは大丈夫かもですが、ガチガチのロードは難しいでしょう。

ちなみに同様の商品は他にもいくつか見つかるのですが、POTA BIKEのステムサイドポーチや「プロンプトン用ドリンクホルダー」という名称で売っているやつ、あとGORIXのやつは、 横パイプに巻き付けるベルトが二つ、つまりハンドルとステムに取り付けるタイプです。

 

本来の位置であるハンドル手前に付けるとシフトケーブルが邪魔になりそうだったので、あまり深く考えずにハンドル前にぶら下げてみました。

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この日はたまたまボトルを忘れて、途中のコンビニで買ったペットボトルを入れてみたら、やっぱりブラブラして安定しません。

帰宅後、結局ハンドルとコラムの2か所で固定しました。

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airbone クイックポンプヘッド

自転車ポンプは8年前にFCR購入時に用意したGIYOブランドのポンプを使っています。

Topeak製ポンプにもよくあるタイプの米仏兼用のスマートポンプヘッドというタイプで、レバーを起こして固定するタイプです。

このポンプヘッドはゴム部分が劣化すると特に仏式バルブにうまくエアが入っていきません。一度ゴムは交換していますが、大して改善せず、空気を入れる際はいつも何度かやり直していました。

フレンチバルブ用のポンプヘッドはHIRAMEポンプヘッドが有名で評判が高いのですが、なにせお値段がそこそこする。買ったら満足するだろうというのは容易に想像できるけど、やっぱ高い。

 

ローコストな対策として、仏式→米式のアダプタを使ってました。手間はかかりますが、これだと確実にしっかり空気が入ります。 

FCRで使っているCampagnolo Bullet 80でTopeak製のバルブエクステンダを使っていますが、この仏式アダプターが無いとまず空気が入っていきません。 

TOPEAK(トピーク) Presta Value Extender XL

TOPEAK(トピーク) Presta Value Extender XL

  • 発売日: 2011/12/02
  • メディア: スポーツ用品
 

そんなとき、TwitterのTLで比較的安価で評判のよいairboneというブランドのポンプヘッドを知りました。 

日本国内ではTRISPORT扱いです。

www.trisports.jp

 

GIYOのポンプには外径10mm用のグレーのキャップが合いました。

ヘッドが変わってポンプに引っかけることができなくなったので、結束バンドをループにして収納時は無理やり引っかけてます。

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ヘッド部分はこんな構造です。

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青いリングを下げると、内側の爪が飛び出して、バルブのねじに噛み合います。そのまま青いリングを締めるとバルブに密着して空気が漏れないという仕組みです。

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ヘッドがとにかくコンパクトなのがいいですね。バルブ部分に小っさなヘコミ穴があるだけのカーボンディスクホイールにいいかもしれません。

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河津→天城越

平日休みが取れたので、FCRで遠出してみることにしました。

当初はオーソドックスに東京湾一周かなと考えていましたが、午後から南南西の風が強くなる予報。西方向に走って午後から追い風コースとなるように、東伊豆経由で天城越え、三島から箱根を越えて帰ってくるルートにしました。

出発は4:45ぐらい。小田原早川口まで2時間。根府川の公衆トイレ&自販機で休憩、ようやく日の出。

熱海から先に行くのは久しぶり。宇佐美トンネルは歩道が広いけど、旧道は十分走れるのでいつも旧道を通っています。

この新宇佐美トンネルの旧道はヨッキれん氏も訪れています。

yamaiga.com

 

これはどこで撮ったんだっけかな、伊豆高原の手前。海の波が90度交わって四角模様になってる。

伊豆高原のリサイクルショップのゴリラ。

伊東から南側を走るのは初めてだったのだけど、伊豆高原は本当に走りやすい。公衆トイレがちょこちょあるので休憩ポイントも多い。

赤沢温泉の無料足湯で休憩。

 

しかしここから先、東伊豆の厳しさを知るのであった。

伊豆高原から先、稲取あたりまでの間、トンネルは本当に狭くて路肩が無い。トンネルを回避するための旧道も通行不能なところが多い。

トンネル入る前は後続車が見えなくなってからトンネルに入るようにしてたのだが、平日の伊豆はお仕事中の車ばかりでトンネルの中でもバンバン追い越されてゆく。

稲取近くのトンネルだったかな、路肩がコンクリート側溝蓋のトンネルがあって、これはヤバいなと思いながら走っていた。トンネル半ばで後続車が何台か見えたので左に寄って譲ろうとしたら側溝蓋の境目にタイヤがガガガッと嵌って転倒するっ!と思った瞬間、左側に体が傾いたのでそのまま停車してトンネル側壁に体を寄せて後続車をやり過ごした。

せいぜい数百メートル程度の短いトンネルならば、後続車のプレッシャーに負けず自分のペースを保って走るのが良い。

 

東伊豆の洗礼を受けてようやく河津町に到着。しかし河津桜の季節は終わり、菜の花が咲いてるだけだったので、河津の写真は無し。

実はこの辺りから既に右足後ろに違和感があった。河津から天城トンネルまで5kmぐらい。ゆっくり行こう。

 

そしていきなり七滝ループ橋。

ループに入ったあたりのバス停から。

ループの部分、たまにフェンスが無い部分があって風が強い時は怖い。

 

河津側の旧道入口。車両通行止めなんて事前チェック不足だった。

でもこの入口から先はダートなのでFCRではちょっと走れない。

でもTCXで自走はツラい距離だな(あくまで自走前提)。

二階滝駐車場の先の旧道へのアプローチ道。ここから先は舗装路なので、ここから旧道に入ってみる。

二階滝。

バスとタクシーのみ通行可能な寒天車道も通行止め。

二階滝のちょっと上、天城旧トンネルの手前で通行止め。片側2車線の片側が封鎖されている。山側1車線は通れそうなので、せめて二輪車は通してくれてもと思うが。

さっき入った旧道アプローチ道まで戻って、新トンネルの方を通りました。

愛用しているアイウェアは度入りインナーレンズが使えるタイプなので、トンネルに入る際はスモーク入りレンズを外してインナーレンズだけで走っている。

天城トンネルに入る前にスモーク入りレンズを外して、ジャージの背中ポケットに入れて走っていたら、道の駅天城越えに着いた頃にはレンズが無くなってた。

 

ここから先、追い風なので走るのは楽でしたが、右足裏の痛みが本格的になってきたのでかなり気分が落ちています。これから三島から箱根越えかー。

 

三島市内からR1に入ります。箱根峠まで14kmかー。

三島スカイウォークの手前からバイパスができてる。

山中城址で休憩。新型コロナの影響か、茶屋も閉店してます。

Garmin EDGE 500がバッテリー切れ。こんなこともあろうかと、充電ケーブルを持ってきてます。

峠のパーキングでちょっと補給。下りは箱根旧道。

猿すべり坂のあたりフロントパンク。ブレーキ熱でパンクしたっぽい。

ブレーキ熱によるパンクは3度目。いずれもフロント。

リアブレーキをもっと使った方が良いのだろうか。

 

帰宅は20時過ぎ。かなり予定オーバー。右足裏痛い。

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梅の木線→北大久野(台沢)線(2回目)、南沢線→星竹線、横沢・小机線

2週連続梅の木線→北大久野線(台沢)線にやってきました。今回は支線も予習してバッチリ頭に入ってますよ。

往路はバッサリ省略して平井川沿いです。

ちょっと気になってた場所に寄りました。

入口はこんなとこ。

「間坂峠」

いい感じのグラベルヒルクライムだけど…、

だんだん道が荒れてきて…、

担げば何とか…、こういうときのシクロクロスバイクだろ、行こうぜ。

TCXを担ぎ、坂道を登り、峠に到着しました。

ここは平清盛が大久野に築いた一夜城から青梅に逃げる際に通ったとされる間坂峠、通称「将門坂」です。

都道脇に看板がある程度に整備はされていたようですが、おそらく2019年の台風で路面は荒れに荒れ、都道側には深い洗い掘りができています。

 

峠から先を見下ろすとこれから通る予定の北大久野線(台沢)線と、檜山路線の接続路が見えます。

山道の担ぎは下りが危ないよねー。

平井川沿いの都道に戻って、もう一つ林道に訪れました。

矢越沢線は未舗装の林道ですが、沢を越える橋が酷く流された先は通行止めになっていました。

矢越沢線を下りて、ばっさり省略して梅野木峠に到着です。

梅野木峠からちょっと登った先に柚木中継局への管理道路、さらにその先に登山道が延びていました。

2週連続来たぜ梅の木線。

今回は支線もチェックする余裕がある。

スリックタイヤのロードでも走れないことはないけど、少し空気圧を下げたグラベルロードなら楽しい道。下りはMTBにはちょっと物足りないかも

桜の木が植樹されていたけど、2019年の台風の被害なのか、桜の木には枝葉が被っていた。まだ桜の季節ではないけど、今後咲いてくれるのだろうか。

西の入・ホオバ線との接続地点手前に崩落。

乗馬クラブの跡地。

Web上のとあるページの情報では「中羽生山線」という支線があるらしいのだけど、これかなぁ、計画のまま工事が始まってないように見える。

北大久野線(台沢)線。

間坂峠、将門坂を林道側から見るとこんな感じ。

林道側はおそらく台風の影響で酷く崩落しています。

ただでさえキツい斜度。バイク担ぎで無理。

台沢線にはバイクのジャンプ台があるって聞いたけど、これ?

台沢線の麓側に着いたぞ。

都道まで戻って、武蔵五日市駅の近くまで移動。今日はまだ時間があるのでもう一つ林道を訪れることにします。

林道南沢線。

南沢にはあじさい山がありますが、ミツマタの木も林道沿いにありました。

あじさいはまだ季節が早いですが、ミツマタは咲き始めていました。

南沢線→南沢基幹作業道と名前が変わります。

南沢基幹作業道はこんな趣き無しのコンクリート激坂が続く。

途中に展望スペースあり。

あれ、お前さっき「基幹作業道」って言ってなかった?

元々あった尾根沿いの登山道を切通しでぶった切ったため、こんな橋を作ったんですかね。林道星竹線との接続箇所。

林道星竹線はこんなグラベルから始まります。

なんか中途半端な位置に起点の表示板があったけど、

もっかい起点があったよ。

檜原街道まで出てさらに武蔵五日市駅近くまで戻った後、せっかくなので横沢・小机線に行ってきました。

武蔵五日市駅の近く、都道脇に林道標が出ています。

いきなり荒れてます。クロスバイクにはちょっと辛いかなー。

峠の先はちょっと里山感でてきましたよ。

横沢地区は里山保全地区になってるんですね。

谷戸の奥まで田んぼが延びている場所。

里山感。

決して自転車を排除していない姿勢がすばらしい。マナー良く、大事にしたい。

案内図ではこっち側は横沢・竜性寺林道って書いてあるけど、林道なのか?

日の出町からあきる野市周辺はまだまだ林道がありますね。また来よう。

林道梅の木線→北大久野(台沢)線

日の出町に長めのグラベル林道があるそうなので行ってみました。

去年初めて飯能まで行ってみて、自宅から八王子~青梅あたりの道筋が固定されつつあります。

座間のひまわり畑のあたりから、座架依橋の下をくぐって圏央道相模原愛川ICのあたりまで相模川左岸を走ることができます。たまに交通量の少ない車道、たまに公園の中。

自宅から田名向原遺跡のあたりまで20km、さらに和田峠への起点となる川原宿交差点まで40km。

高尾駅のあたりは渋滞しがちですが、比較的走りやすい道で愛用しています。

川原宿から美山通りからちょっとだけ秋川通り、すぐ山田通り、武蔵増戸駅近くの踏切を越えて、青くて目立つ文化の森給水所が見えたら日の出町。

この写真は2019の夏に飯能まで走った際に撮ったものですが、山田通からもよく見えます。

永田橋通りに入って日の出町環境協会の販売所で休憩。

「かやくぼ」交差点のあたりからつるつる温泉の案内を目印に走ります。

つるつる温泉入口交差点を右折すると平井川沿いに緩い登りの道が続きます。ここま東京ヒルクライムHINODEステージそのものですね。非常に気持ちいい道です。

実は梅の木線には2週連続で行ってます。

1週目は大場入線と麻生山線の入口までを寄り道した後、梅の木線と北大久野線のダウンヒルを堪能した後真っすぐ帰っています。

大場入線。キャンプ場の脇を通り、ちょっとした崩落後を越えた後、通行止めになっていました。

麻生山線の入口まで。ハイカーの間を縫いながらコンクリート激坂を上ります。

麻生山線の入口から先は伐採作業中で厳重に通行止めになっていました。

麻生山線は焼岩線に接続されておりほぼ元の場所に戻ります。この日は土曜でたぶん伐採作業はお休みだと思ったのですが、通行止め表示が思いのほか厳重だったのでやめときました。

つるつる温泉の横を通り過ぎてさらに登ると林道大入線です。不法投棄が多いので峠から先青梅側までは通り抜けできないそうです。

梅野木峠に到着しました。

確かに青梅側は厳重に封鎖されています。不法投棄が多いため封鎖しているらしいのですが、神奈川の感覚だと不法投棄が原因なら日の出町からあきる野市のあたりはもっと封鎖林道があってもいいはずなんですよね。

 

さて梅の木線です。

入口はちょっとだけ舗装路ですが、すぐ未舗装になります。

道標がやたらたくさん立ってますが、これ総延長距離ではなく、年度ごとの施工記録っぽくて、せいぜい数百メートルの距離になってます。

いいですねー、こういう案内図。

比較的新しい林道らしいのですが、おそらく2019年の台風で路面が荒れた箇所がそこかしこに見られます。

梅の木線は下の方が起点か。西の入・ホオバ線と接続した後、北大久野(台沢)線に入ります。

北大久野(台沢)線を走ってる間はお腹が痛くて支線は全スルーしてます。2週連続来た理由はそれだったりします。

終点に到着しました。西の入・ホオバ線が先に開通して、そこを起点に上下に伸びたようですね。

 

Campagnolo Bulletのベアリング交換(リア編)

リアはちょっと厄介です。

リアハブの2つのベアリングの間にはカラーとかスペーサーと呼ばれる中空シャフト(下の図の右から2番目)があって、左右のベアリングのインナーレースを繋いでいます。インナーレースと物理的に嚙み合っているわけではなく、シャフトを通してあるだけなので、シャフトを抜けば簡単にセンターがずれます。

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この中空シャフトは当然ベアリングのインナーレースと同じ内径であり、かつシャフトを抜いても反対側のベアリング裏側が見えないため、フロントと同じ方法は使えません。 

ベアリングのインナーレースはうっすらテーパーがかかってるので、ここに爪を引っかけて抜くパイロットベアリングプーラーという工具が必要です。

こちらのページの図説が非常に分かりやすいです。

 

ちゃんとした工具は1万ぐらいするので、2,000円ぐらいの中国製を買ってみました。

ばばーーん、パッケージに堂々とApriliaのバイク。怪しい。

内径9mm~23mmまで対応する5種類のチャックが付属。

レビューを読むと素材が柔らかくてチャックの爪がナメ易いとあります。

慎重にやれば何とかなるでしょ。

 

チャックの爪と、爪を開くためのピンの部分にグリスを塗った方がよさそう。

慎重にピンを締めてチャックの爪を開いて、インナーレースのテーパー部分に引っかける。

ピン一体型のボルトに穴が開いてるのでドライバーを突っ込んでボルトが供回りしないようにして、ナットを締める。

一発で「カキン!」と鳴って抜けました。ハブ内部はグリスでドロドロです。

片方が抜ければ大勝利。

あとはフロントを抜いたのと同じ自作工具でも抜けるけど、中華工具のクセも分かったのでそのまま中華工具を使って反対側のベアリングも抜きました。

ベアリングを抜いた状態でハブ内部を再現すると、こんな構造になってます。

 

左エンドボルトと左ベアリングの間、左右ベアリングの間、右ベアリングとフリーハブの間にそれぞれ中空シャフトが挟まっています。それぞれ長さは違いますが、組んでみて間違ってたら分かる程度です。

フリーハブの内部にも中空シャフトが通っています。

中空シャフトと各ベアリングのインナーレースは接しているので、左右のエンドボルトを締め込んでもベアリングに与圧はかかりません。

フロントと同じ自作工具を使ってベアリングを圧入。諸々すっ飛ばして組み戻しました。

 

購入したパイロットベアリングプーラーは下の製品です。

自動車のフライホイールに付いてるパイロットベアリングを抜くには、爪がちょっと大雑把で引っかかる気がしないですね。

自転車用途だったら使い物になるかも。

 

 

Campagnolo Bulletのベアリング交換(フロント編)

先日Bullet 80のベアリングのグリスを交換した際に、特にリアホイールのベアリングのゴリつきが気になったので、ベアリングを交換することにしました。

カンパニョーロのシールドベアリング採用ホイールのベアリング交換については、以下ページを参考にしました。

 

Campagnoloのスペアパーツマニュアル。所有しているのは2012年モデルのBullet 80 (standard bearings)です。

https://www.campagnolo.com/media/files/035_154_Catalogue_spare_parts_tools_Campagnolo_2012_part_C.pdf

 

ご存知のむラボ。純正のベアリングHB-SC013は汎用品だと6001という型番。

 

Khamsinもハブの構造は同じです。

 

ベアリングに最適なグリスは耐水性の高いアルミニウム複合かウレアグリスが良い。


まず、モノタロウでNTNの6001LBB(非接触両面シールド)を4つ購入。

グリスはAZのウレアグリスを使うことにしました。80gのジャバラチューブで300円以下。安い。 

 

購入したベアリングにはちゃんとグリスは入っています。

おそらく入ってるグリスをそのまま使うのが、ベアリング的には正しい使い方。グリス詰め替えるときにどうしてもシールを傷つけてしまうし。

でも素性の分かってるグリスが入っている方がいいので、グリスを詰め替えることにしました。

 

ベアリングのごりつきが気になるのはリアの方ですが、フロントの方が構造が簡単なのでフロントから着手しました。

 

フロントハブからシャフトを抜くと、ベアリングのインナーレースを通して反対側のベアリングの裏側が見えます。インナーレースに何か引っかけて抜くことができそうです。

そこで下のような自作工具を用意しました。ホムセンで全部で500円ぐらいで用意しました。

M6、200mmの長ボルトに、左から、

  • ナット×2(供回り防止用)
  • ナット(ベアリング抜き用)
  • ワッシャ×2
  • コラムスペーサ
  • ベアリング(こいつを抜く)
  • ナット
  • 11mm角ナット
  • ナット

です。キモは11mm四方の角ナットです。11mm角、厚み4mmなので、横にすれば12mm内径のインナーレースを通してハブ内に入れることができて、立てれば12mm内径のインナーレースにちょうど引っかかります。

4mm厚の角ナットでは強度が心配だったので、一番右のナットは角ナットの支え。

角ナットの左のナットは、角ナットのセンタリング用です。M6ナットはちょうど12mm内径にうまくはまりました。

コラムスペーサはベアリングを抜くときの余裕を作る台座です。

 

角ナットをハブの中に入れて長ボルトを通し、さらに前後にナットを通します。

ワッシャ等をセットしたら左端のナットを長ボルトが回転しないようにスパナで固定して、ワッシャ左のナットを慎重に締めると、長ボルトが角ナットを引き出して、角ナットに引っかかったベアリングが引き抜かれる、という仕組みです。

 

最初に「カツン!」と金属音と手ごたえがあった後、スルスルと抜けます。

 

反対側のベアリングも抜いて、ハブ内部をパーツクリーナーで掃除した後、新しいベアリングを圧入します。

圧入も自作工具です。

M12の長ボルトとナットはたまたま家にありました。鯉のぼりのポールをベランダに固定するスタンドに付いてたやつです。

4つあるベアリングの内側の2つが新しいベアリング、外側の2つはベアリング抑え用です。さっき抜いた古いベアリングを使います。

ワッシャを介してボルトを左右から締めてゆくと、ベアリングがスルスル入っていきます。

 

諸々すっ飛ばして、ベアリングが入りました。

センターシャフトの両側からAの部品を通して、さらにBの薄ナットでAを固定します。

2つのベアリングのインナーレースの間にスペーサーは無いので、Aを締めすぎるとベアリングの与圧が高い状態になってしまいます。

ベアリングのガタが無ければ、センターシャフトがガタガタしない程度でいいと思います。

逆にベアリングのボールが痩せてベアリングにガタがある状態でも、Aの締め具合で与圧を高めてガタを減らすことができます。

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