戸塚区東俣野の電話装荷線輪用櫓は解体されてました
2023年7月30日に戸塚区東俣野の電話装荷線輪用櫓を見に行ったのですが、9月10日にたまたま近くを通りかかったところ解体されていました。
7月の時点で雑草が刈り払われていたのは解体の準備だったのでしょうか。
これで、唯一神奈川県内に現存していた電話装荷線輪用櫓は無くなってしまいました。
ちなみに、神奈川から自転車自走で行けそうな電話装荷線輪用櫓としては、箱根峠からゴルフ場方面にちょっと下ったあたりに一つあります。
藪漕ぎになるので近づくのは容易ではなさそうです。
戸塚区東俣野の電話装荷線輪用櫓を見に行く
夏の暑い日、近所まで短距離サイクリングにちょうどいいと思って戸塚区東俣野にある電話装荷線輪用櫓を見に行きました。
「電話装荷線輪用櫓」とは、昭和の初めに東京と神戸の間に電話回線を引くために作られた、空中に電話線を渡すための櫓です。
この遺構が戸塚区にあるということを知った当時、具体的にどのあたりにあるのが全然情報が無く、Google Mapの航空写真を眺めながら散々探したのですが見つからなかったのでした。
ふと思い出してまた検索してみたところ、Google Mapにスポット登録されていてあっさり場所が見つかりました。
早速現地の様子です。
Google ストリートビューでは雑草が絡まっていて全体像が見えなかったのですが、このときは草刈された状態でした。
湯河原天照山神社(2回目)
湯河原の椿ライン近くにある天照山神社を再訪しました。
全開訪問は2022年9月。
湯河原パークウェイの通行止め付近から山道に入り、途中に自転車を置いて下からアプローチするルートです。
今回は、椿ラインの天照山バス停から下りる方向に、上からアプローチするルートで行ってみました。
早速椿ライン天照山バス停。しとどの窟のさらに先で、ここまで結構登る。
路線バスは今は運行していなくて、自走手段が無いと来れない場所。
バス停の横から道が延びていて、道沿いや鳥居のある辺りはちょっと広いつくりになっているので、車は数台停められそうです。
保安林区域図の看板に自転車をくくり付けてここから歩きましょうかね。
最初の鳥居。
鳥居の先はいきなりこんな雰囲気で怖い。
やがて階段に。
そしてしばらく木の根が深い九十九折。
白雲の滝に到着。
前回下から登った時は、神社から白雲の滝まで結構距離があるので、場所が分からなくて諦めたのでした。
白雲の滝からさらに先。ここから先は大きな上り下りは無いです。
到着しました、久しぶりの天照山神社。
路線バスが運行している場合なら、天照山バス停から下りて行って、下のパークウェイ近くのバス停からバスに乗るのがスタンダードなハイキングコースらしいんだけど、今はハイカーはタクシーしか手段が無いのでどうしてるんでしょうかね。
自家用車や自転車の場合、天照山バス停から往復するのと、パークウェイ側から往復するのでは、距離や勾配的には大差なさそう。
天照山バス停からの方が白雲の滝が途中にあるのでイベント的に飽きないけど、パークウェイ側からの道も本殿手前の参道の勾配が緩くなるあたりは雰囲気が良いです。
Growtac EQUALブレーキにようやく換装
比較的品薄だった2022年の7月にGrowtac EQUALブレーキを購入したのですが、EQUALブレーキとは互換性の無いBシリーズのブレーキパッドが4セットぐらい在庫があったので交換を躊躇してました。
しかし2023年の2月、ようやく交換を決意しました。
ブレーキワイヤを交換するにはバーテープを一旦解かないといけないので、ついでにシフターケーブルも交換するためブレーキとディレイラーを全バラシ。
交換工程を撮影していないのでざっくり省略しますが、EQUALブレーキは出来る限りワイヤ引きの感覚をカッチリさせるため、ハンドルバー周り専用の柔らかいアウターと、それ以外用の硬いアウターの2種類のアウターワイヤーが付属します。
2種類のアウターの境目はフレームの構造によってケースバイケースなのですが、TCXの場合オーソドックスにバーテープに隠れるように、バーテープから外に出る手前が境目になるようにしました。
まずは簡単なフロント側から交換。
TCXアルミフレームはフォークにアウターを結束バンドで固定する方式です。
フロントは最短かつ無理の無い感じで取り付け出来た。
続いてリア。
TCXのアルミフレームはダウンチューブ横からフレームに入り、BBの下で一旦フレーム外に、チェーンステーでまたフレームに入ってブレーキ手前で出てくる結構難儀な構造です。
フレーム内装部分は硬いアウターに苦労させられましたが、何とか装着完了。
本記事執筆時点、交換してから2か月ぐらい経ちましたが、ブレーキのタッチはやっぱり油圧の方に軍配が上がります。
アルミTCX2018年モデルの完成車、Giant Conduct Disc Brakeは不満はあったもののブレーキのタッチは油圧ディスクブレーキそのもので、急坂の下りで上ハンで不安を覚えたことはありませんでした。
EQUALブレーキは油圧に比べれば握力は必要です。急坂の下りで下ハンでないとちょっと長時間はツラいかなー、と思います。
まー、でもそれは自分でメンテできるメリットとトレードオフです。自分で油圧ブレーキのブリーディングができる人であればEQUALブレーキのメリットはそれほど無いと思います。
あくまで自分でメンテできることを重視する人向けと思います。
上野原市 降谷沢のサクラ
上野原市秋山の桜ヒルズゴルフクラブの回りに林道が走っていて、その林道を経由してリニアモーターカー実験線の近くまで行くことができます。
栗谷線という林道沿いに「降谷沢のサクラ」という看板があって、以前FCRで実験線の近くまで走った時その看板を見つけていたので、山奥に桜の木があるんだなーぐらいの認識はありました。
ちなみにGoogle Mapの表記は間違っています。「降谷沢」です。
BlogやTwitterでもあまり情報が無かったのですが、道迷いするような複雑な山道でもなさそうだったので行ってみました。
秋山温泉方面から安寺沢の集落を抜けて林道金波美線、金波美トンネルを越えてしばらく下ると栗谷線に入って看板前に到着。
20分くらい登るそうですよ。
看板前の電柱にTCXをくくり付けてここからは徒歩。
看板の左手から分かりやすい感じで山道が登っています。
しばらくは軽トラが入れそうな幅の道。ちなみにこの道は地理院地図にも載ってません。
案内板がありました。ここから先は車は入れそうにない山道になります。
案内板もここから先ありません。
写真だと山道がかなりあいまいな感じに見えますが、道を見失うような感じではなかった。
これは分かりやすいですね。ちょっと急な九十九折を登っていきます。
ちょっと登り坂が穏やかになって、しばらく植林帯の中を進みます。人の手が入っているエリアなのでちょっと安心感。引き続き道は分かりやすい。
一か所だけ分岐があって、迷う可能性があるところ。
多分これは黄色い保安林の看板だと思うのですが、この両手に道が延びてます。
しばらく見渡す限り植林帯が続いていてサクラの木があるように見えなかったので、道が険しくて陰になってる右手の方に進んでみたら行き止まりでした。正解は左です。
左側の道を進んでいくと杉林の先に緑色の葉っぱを付けた木が見えます。
結論を先に言うともう花の季節は終わっていて、緑の葉っぱが茂った桜の木が見えていました。
近づくと案内の立派な杭がありました。良かったあったあった。
数年前、4月中旬ごろに訪れた方のblogでは咲き始めだったので、下旬だったらいいのかなと思ってたのですがもう遅かったようです。先週(4/15)だったら花を見れたのかな。
林道沿いの看板には20分とありますが、途中道を誤って戻ってもそのぐらいで到着しました。植林帯からはみ出たり沢を越えるようなら明らかに道迷いなので、それだけ気を付ければ大丈夫と思います。
檜原村 鑾野御前神社
山の中にポツンとある神社を訪れてみたシリーズです。
檜原村の山の中に「鑾野御前神社(すずのごぜんじんじゃ)」という神社を見つけました。
調べてみると南側にある「湯久保」という集落から行けるようです。
地理院地図では神社は見当たらないけど、集落から北西方向に延びる道があるので、これが神社への道なんでしょう。
片道60kmぐらいなのでTCXでも無理なく行ける距離なので行ってみよう。
武蔵五日市駅方面から檜原村方向へ走り、檜原村役場の丁字路を右に、払沢の滝の入り口は通り過ぎて都道205号線の先に。
このへんは滝やら岩やら名所が多いのでまた来ることになるかも。
湯久保集落への入り口はここ。
最初はロードバイクでも登れる道だったのですが、途中の分岐の先からはもう無理。ずっと押し歩きです。
ストビューはちょっと古いので山道の入り口には何もないですが、現時点でこの位置に大きな貯水タンクがあります。
邪魔にならない位置にTCXを停めました。
案内板正面のコンクリートの舗装路を進むと分岐があります。
左側はコンクリートの舗装路、右側は山道。
結果から言うとどっちからでも行けます。往路は左側の道から、復路は右の山道を下りてきました。
コンクリート道の終点に「やまんばあの家」と表札のある民家があります。
人気が無かったので失礼して表札のあるあたりから右手に畑の間に入って、獣害除けのフェンスを越えると山道に合流しました。
山道はこんな感じ。最初は結構斜度があって、ふくらはぎを削ってゆく。
やがて尾根っぽい箇所に来ました。ここから先はちょっと斜度が穏やかに。
ナイス尾根。
鳥居が見えました。集落の最奥地から20分くらい。
圧倒される巨大な岩の手前にお社。この大岩がご神体なんですかね。
お社の両脇に狼の狛犬が2体、その下に4体。
右側の狼。カワエエ。
左側の狼。カワエエ。
下の4体。
左から順に。
帰り道のナイス尾根。
やまんばあの家への分岐を通り過ぎて山道をそのまま下りてきました。急なところは多少巻き道になってますが一本道で迷うところはありません。
さっきの分岐に戻ってきました。