林道金時線(通行不可)→竹之下線→芦ノ湖西岸歩道
シクロ車を購入したら行ってみたかった林道その2、金時線と芦ノ湖西岸歩道に行ってみました。
結論から先に言うと金時線は災害復旧工事の真っ最中で進入不能、芦ノ湖西岸歩道は自転車で行ってはいけない。
この日はGWの中日、世間は平日なので、子供たちが学校に出発した後、8時頃に家を出発しました。
R246は混みそうだったので小田厚の側道から県道77号経由で中井町→南足柄市。時間は万葉うどんの開店時間より前だったのでコンビニがあるうちに補給を済ませ、足柄峠までの道を登ります。
登りました。足柄峠は今回前座に過ぎないので淡泊に消化。
この写真のちょうど背中側から金時山に向かって道が伸びています。金時線はその途中から分岐します。
金時線の分岐に到着しましたが、ゲートは開いているものの、すぐ奥で工事中です。自転車でも抜けられない、と言われてしまったので素直に引き返すことにします。
足柄城址まで戻って、小山方面に下ります。途中栗の木沢への分岐を左に曲がります。
さっきの分岐を曲がらずに真っすぐ下りる山梨県道365号の方が景色は良いのですが、栗の木沢に降りる山梨県道78号の方が涼しくて雰囲気も良いのでこっちの道の方が好みです。
途中にいきなり現れる栗の木沢の栗の木沢の唯念大名号碑。肝心の碑の写真は撮ってなかった。
途中に竹之下金時線の分岐がありました。
調べてみると竹之下線は金時線に合流しているようです。Googleマップの地図だと途中で道が途切れていますが、航空写真だと繋がっているように見える。
うまくゆけば金時線に復帰できるかも、と思って登り始めます。城址からこの分岐まで結構下っているので結構登りなおすことになりますが…。
最初はいい感じのゆるやか登りグラベル。
最初の分岐。Googleマップではこの先に「展望台」があるようです。
途中から石大きめのガレた道。タイヤを完成車のブロックタイヤからランドナー向けのセミスリックに替えているので、ダンシングで登らなければいけない非舗装路はリアがズルズル滑る。
さらに進むとコンクリート舗装。非舗装だとこの斜度は自転車ではかなり厳しいな。かなり急坂。
途中でダンプカー休憩中。金時線の工事用通路になっているようだ。
金時線に合流しましたが、乙女峠側も絶賛工事中で重機が動いています。ダメそうなので引き返し。
さっき見かけた「展望台」までの分岐に行ってみるのも少し考えましたが、衛星写真でも金時線まで繋がっているように見えないし、城址から結構下って、竹之下線結構登って諦めて下って、さらに登ってダメだったらかなりヘコむ。素直に乙女道路経由にしましょう。
御殿場線足柄駅付近まで下りて、アウトレット付近を通って乙女道路、風車のところで休憩して乙女峠を目指します。
乙女峠のトンネルを越えるとしばらく下り。仙石原方面を進みます。
仙石原から湖尻までは平坦かと思っていたら結構登る。後で地図を見てみたら比較的平坦な仙石原高原から湖尻の地域はゴルフ場に占拠されていて、道路は神山から崩落した火山性扇状地の末端を横切っている。
やっと湖尻に到着しました。釣り人多い。
上の写真は湖尻峠まで伸びる歩道。
湖尻峠は自転車で山梨県道337号から登った場合通り抜け不可な峠ですが、地図上は湖畔に向かって道が伸びている。おそらくその道がこの写真の歩道なのですが、Googleストリートでは湖尻峠付近でこの歩道の入口が見当たらないし、そもそも峠を目指してロードバイクでヒルクライムする類の人が大人しく歩道を押し歩きするとも思えないので、湖尻峠からの抜け道とはいえ、あまり自転車乗りには使い道の無い道かも。
深良水門。
さて、深良水門を越えるとまもなく道は自転車走行不可な山道となります。
こんな感じに木の根がかなり盛大に露出しているので、MTBでもかなりキツいと思います。
最大の難所。
この写真は通り過ぎた後に振り返って撮った写真ですが、岩が露出した上り坂を自転車を担ぎつつ、足場を確保しつつ登りました。
深良水門から2.1km。まだ4分の1くらい。
木の幹が邪魔をする。
まだ3分の1くらい。
3割がた朽ちた木の橋。
やっと半分ぐらい。
途中ちょっとだけ乗って通れそうな道はある。ほとんどの道は水際の崖なので、路面の状態は良くてもコケたらヤバいので、実際に乗れるのはこんな平坦な山の中を通る道のみ。
北伊豆地震の慰霊碑。
あと3分の1。
やっと到着。南側の入口付近。南側は最初からこんな山道。
湖尻出発が15:20、到着が17:13。暗くなる前に到着できてよかった。
元箱根のセブンで補給、箱根旧道をダウンヒルして帰りました。
当初の計画では150kmぐらいの予定でしたが、金時線が通過できずに御殿場まで大回りしたせいで結構距離を稼いでしまいました。