CrystalXP Brico Pack
CrystalXP Brico Pack Vista Inspirat for free
"Brico Packs"といっても、ハタハタぶりこパック詰めのことではない。こんなボケ秋田県人にしか分からない。
先日紹介したRocketDockが面白くて、似たようなソフトウェアをいろいろ探していたんだけど、CrystalXPという、WindowsのGUIを変更するソフトウェアが面白い。
話題になったのはずいぶん前らしいが、とりあえず紹介してみる。
いわゆるWindows XPのスキンは、かなり前にWindow Blindsを試してみたことがあったのだが、当時はまだ動作が不安定で、操作感も重く、おまけにシェアウェアだったので、確かに面白いのだが常用するには至らなかった。
このCrystalXP Brico Packの実体は、アイコンやリソースビットマップと、Windows XPのGUIを変更するツールの集合体になっている。おまけにフリー。
テーマごとにいくつかのBrico Packが提供されている。Windows Vistaっぽい"Vista Inspirat"をインストールしてみた。
Brico PackはフリーなGUI変更ツールの集合体であると書いたが、それぞれのツールについて分かる範囲で挙げてみる。
- iColorFolder:アイコンを自由自在に変更するツール
- ObjectDock:Mac OS X Dockクローン
- Resource Hacker:システムファイルのリソースを変更するツール
- UberIcon:アイコンクリック時にアイコンに表示効果を与える
- Y'z Shadow:ウィンドウに影を付加する
- Y'z Toolbar:ツールバーをカスタマイズする
Brico Packに含まれるそれぞれのツールはバージョンが古かったりするので、個別にアップデートが可能。例えばUberIconとか。
また似たようなツールに置き換えても良い。ObjectDock→RocketDockとか。
各ツールは単純に"C:\WINDOWS\BricoPacks\Vista Inspirat"以下にインストールされ、「スタートアップ」に登録されるだけなので、仕組みが分かればカスタマイズやアップデートは容易だ。
Y'z〜のツールはずいぶんアップデートされていないようだ。これはY'z DockがApple Japanからの著作権侵害の警告によって公開停止してしまったためである。
動作に関しては、Windows XP標準の"Luna"で既にうんざりするような低スペックPCでは問題外だが、Pentium Mクラス、Pentium 4クラス以上であれば感動がストレスを上回る。
それでも気になるようならば、Y'z Shadowを終了させれば、かなり状況は改善する。
これにさっき公開されたばかりのIE7 RC1をインストールすれば、もう気分はWindows Vista。