骨伝導ヘッドフォンを購入する
今はサイクリング中骨伝導ヘッドフォンを使っていますが、その前はネックスピーカーを使っていました。
元々の動機は山奥の林道を走る際の熊除け目的でした。
最初に購入したのはこの製品。
ボタンが徐々に効かなくなって、確か雨の中御殿場まで走った帰りに電源が入らなくなってご臨終。
小さくてコンパクトなんだけど首後ろの部分は全く柔軟性が無く、また電源スイッチがスライドスイッチで絶対防水性なんか無い製品でした。でもバッテリーは結構持つしクソ安い。
次に購入したのはこれ。"Bluenin"というブランドは同じ。
こっちはまだ壊れていないはず。
ネックスピーカーなので当然盛大に音漏れするので市街地では使わないせいか、どちらも公称10時間以上バッテリーが持つことになっていますがサイクリング中にバッテリー切れになったことは無かったように記憶しています。
どちらも中国製ですがこれは理由があって、国内ブランドのネックスピーカーは室内で聴く用途のいわゆるオーディオビジュアル向けでサイズも大柄です。
サイクリングやジョギングなどのスポーツ中に使う想定の防水でそこそこ長時間使える製品は中国製品にしか無かったのでした。
BluetoothのモジュールとかSoC化されていて、プラスチックのガワだけ作れば製品化できるこういう製品は今の中国にはかなわないですね。
当時UMIDIGI BISONという激安タフネススマホを使っていて、そのスマホとBluetoothデバイスの組み合わせは非常に相性が悪くて盛大にノイズが乗るので他のヘッドフォンを試そうと思い、ちょっと趣を変えて骨伝導ヘッドフォンにしてみようと思ったのが直接の動機です。
結局ノイズの原因はUMIDIGI BISON側にあって、その後Xiaomi Redmi Note 10 Proに買い替えたらすべては解決するのですが…。
購入した骨伝導イヤホンはこちらです。"Totemoi"というブランド名でしたが中国ブランドは名前たまに変えるしOEMも多いのでブランド名に意味は無いですね。
「骨伝導」を謳っていますが、5,000円前後の中国製骨伝導ヘッドフォンはほぼすべて音漏れします。
内部構造の図を見ると密閉されたハウジング内に通常のスピーカーと同じようなダイアフラムを持つドライバが入っていて、耳横の皮膚と接触する樹脂を振動させて骨伝導の仕組みを実電しているようです。
本当の骨伝導が欲しければAfterShokzにすればいいんであって、そこは用途と価格で妥協すればいいだけです。
自分の場合サイクリング中に使うという要件があったので、最高級のAeropexでも再生時間は8時間、お求めやすいOpenmoveは6時間とちょっと物足りない。
購入した製品は12時間再生を謳っていますが、10時間ぐらいは実際に再生できています。
ちなみにこの製品ですが、充電しながら再生できません。
また充電端子はUSB-Cですが、Power Deliveryには対応しておらず、USB C-USB Cでは充電不可、USB A-USB Cでしか充電できません。
でも再生品質には問題無いし、再生時間も十分なので満足しています。
終日のサイクリングではさすがに最後の方にバッテリー切れになることもあるので、同じやつをもう一つ欲しいぐらい。