Giant FCRを丸6年乗って、舗装路であれば大体どんな道も走れるようになってきました。
だが、FCRではなかなか走りづらい道がある、それが未舗装路。
これまでに興味を惹かれた未舗装路を挙げてみると…、
ガチの未舗装路であればMTB、という選択肢もあるのですが、現地までの自走も自転車の魅力の一つと考えているので、MTBはNG。あくまで「長距離が走れて、かつ未舗装路も走れる」という条件でロードバイクを基準に検討しています。
上記条件を満たすロードバイクは、シクロクロスバイクや、グラベルロードがあります。
シクロクロスバイクは競技発祥のジャンルですが、最近は通勤やレジャー用途も含めたジャンルになっているようです。従来はカンチブレーキにトップチューブ上にブレーキワイヤを這わせたスタイルが主流でしたが、現在はカンチブレーキの車種はほぼ絶滅しておりディスクブレーキが主流。ワイヤ類も内装が多いです。
グラベルロードは定義が曖昧で、アップライト気味のポジションに、ディスクブレーキ装備で少々太いタイヤが履けるロードバイクはグラベルロード扱いになっているようです。
購入候補を探していろいろ調べてみると、一昨年ぐらいからのロードバイク向けディスクブレーキの普及に合わせて、規格が乱立しているようです。
ブレーキのマウント方式
ロードバイク向けのディスクブレーキのマウント方式は、「ポストマウント」と「フラットマウント」が主流です。
ポストマウントはMTBと同じ規格。フラットマウントはシマノが提唱したロードバイク向けディスクブレーキのマウント方式です。
2017年モデルはまだポストマウントのモデルも残っていましたが、2018年モデルはほぼフラットマウントの模様。
ホイールの固定方式
アルミフレームの下位モデルだと2018年モデルでもフロントはスルーアクスル、リアはクイック、というモデルがまだ残っています。INFLITEとかMERIDA CROSSとか。
最初に目を付けたのはGiant TCX SLR 2。前後12mmスルーアクスルにフラットマウントブレーキ対応。BBがプレスフィットということを除けば理想的です。
次に気になったのはCanyon INFLITE AL 8.0。パーツはいいんだけど、前後クイックにポストマウント。フレームの設計が1世代古く、パーツは最新という組み合わせ。さらにCanyonは通販前提で送料が結構かかるのがマイナス。
INFLITEのカーボンフレームモデルは2017年にフルモデルチェンジして一歩先行くフレーム形状とスペックになりましたが、アルミモデルは2018年もモデルチェンジしなさそう。
メリダCYCLO CROSS 500。BBがBSAというのがプラスポイントなんだけど、フロントのみ15mmスルーアクスル。ホイール交換の選択肢が非常に狭そう。
長く使いたいので規格は最新かつ普及しそうな前後12mmスルーアクスル、フラットマウント、BSA、という条件を満たすのはFOCUS MARES AL 105。
フレームは好みなんだけど、ちょっとお高いBMC roadmachine 03。2018年からティアグラモデルは国内流通しなくなってしまいました。
Focus MARES AL 105を最有力候補に、2月後半に購入予定です。