Fizi:k VENTO MICROTEX TACKY BI-COLOR
先週だったか風の強い日にTCXで近所を走ろうと思ったらバーテープが!!!
疲れてくるとドロップバーのこの肩の部分を持つクセがあるので、ここが一番傷んで表面の艶が無くなっていたのは気が付いていたのですが、こんなヨレヨレになってしまっていました。
これはCiclovation Fusionのオレンジです。
このオレンジは2018 TCX SLR2のフレームとほぼ同色で、かつグラデーションは控えめでかなり気に入ってたのですが、ちょっと傷、擦れに弱いような気がします。
まぁでも1年持ったので十分か。
似たようなオレンジグラデーションのバーテープを探してみました。
このODIというブランドも評判は悪くなさそうです。オレンジもある。
Fizi:kのやつは直線的なグラデーション。
GueeのグラフィックはODIと似たような感じですがオレンジはなさそう。
上に紹介した商品はすべてドロップバーの先端部分がカラーになっていて、フラットバー部分は黒。
バーテープのデザインを気にするようなライトな自転車乗りは下ハンはほぼ握らないし、よく握る部分は黒であれば汚れが目立ちづらくてこのデザインは理に適ってる。
Fizi:kにはフラット部分がカラー、エンド部分が黒、というモデルがあるので、そいつを選んでみました。
「Fizi:k VENTO MICROTEX TACKY BI-COLOR」という商品名ですが、「MICROTEX」はテープ本体の素材を指すようです。
裏側はこんな感じのフェルト素材のような生地です。2mm厚でちょっと薄め。
「TACKY 」は表面のタッチを表すようです。滑り止めの表面デコボコは一切ないものの、かなりしっとりした触感で滑りにくい素材です。
そしてこのバーテープ、パッケージに小さな紙が入っていて、テープの巻く方向についての注意書きが書かれています。
斜めにグラデーションが掛かっているので、巻き方を間違えると綺麗なグラデーションになりません。
そしておそらくコストダウンのためなんでしょうけど、左右のテープが同じデザインなので、左右のテープを同じ方向に巻かないとグラデーションが綺麗に巻けません。
バーテープの巻き方は左右対称にするのがセオリーと言われています。
でもきっちり巻けば巻く方向に関係なく緩むことは無い、という意見もあります。
両面テープを使わない昔の革製のバーテープならともかく、テープ自体に柔軟性があり両面テープが付いているタイプの最近のバーテープであれば、緩むなんてことも無いでしょう。
薄暗くなってきた中、翌日TCXで走りたかったので急いでバーテープを巻きました。
取説どおり、エンド部分は左右が同方向になるように巻き始めます。
ブラケットの部分で左右の巻き返し方を変えて、フラット部分は左右対称になるように、手前に握りこむ方向に巻きました。
この写真だと分かりやすいですかね?エンド部分は左右同方向、右ハンドルはブラケット部分で反転させて、フラット部分は左右対称に。
このMICROTEXというテープ、一般的なコルクタイプより伸びは良くはないと思いますが、馴染みはいいので浮きがない程度に引っ張りながら巻けば綺麗に仕上がります。
また緩み防止のためか、一般的なバーテープより両面テープが結構しっかり粘着するタイプのように見えます。
触り心地は結構しっとりしてるので、素手で握ると気になる人はいるかも。滑り止め加工的な模様は無いですが、滑る感じはしないです。